8月15日～17日の3日間、北陸地方に旅行に行ってきましたので、
写真とともに覚え書きを残しておきます。
去年の夏に中国地方に一人で旅行に行ってから、何だか一人旅が
無性に楽しくなり、今年の冬は北近畿、春は東京と、旅をしてきました。
無性に楽しくなり、今年の冬は北近畿、春は東京と、旅をしてきました。
で、この夏は北陸です。
当初の目的は、金沢21世紀美術館に行くこと。
そして北陸の美術館をあれこれと調べていると、富山県立近代美術館という
美術館も面白そうなので、この2つの美術館を訪れ、空き時間に例によって
街などを歩いてみようというのが、この旅の目的となりました。
美術館も面白そうなので、この2つの美術館を訪れ、空き時間に例によって
街などを歩いてみようというのが、この旅の目的となりました。
とりあえず、初日は金沢、2日目は富山の宿を予約し、
あとの予定は適当に決めるという、相変わらずの無計画ぶり。
あとの予定は適当に決めるという、相変わらずの無計画ぶり。
ちなみに、「都道府県別幸福度ランキング」という、ある種の指標に基づいて
都道府県を点数付けしたランキングがあるのですが、このランキングによると、
幸福な県の1位が福井県、2位が富山県、3位が石川県となっており、
見事北陸3県が3冠となっています。
都道府県を点数付けしたランキングがあるのですが、このランキングによると、
幸福な県の1位が福井県、2位が富山県、3位が石川県となっており、
見事北陸3県が3冠となっています。
で、自分が住んでいる大阪府ですが、ランキングは47位・・・
なんと最下位とのことです（笑）。
なんと最下位とのことです（笑）。
ということで、日本一幸福ではない（？）大阪府民が、
幸福度の高い北陸地方に行ってみようの巻。
幸福度の高い北陸地方に行ってみようの巻。
果たして幸せになれるのか・・・？
8月15日、朝6時に起きてノロノロと支度をし、大阪駅に7時30分に到着。
特急券を買い求め、8時40分発の特急サンダーバードに乗って、
初日の目的地、金沢へ。
初日の目的地、金沢へ。
自分は時間に追われるのがイヤなので、
「特急券を事前に買って指定時刻に間に合うように行く」ようなことはしません。
「特急券を事前に買って指定時刻に間に合うように行く」ようなことはしません。
なので、当日電車などは結構な時間を待つことになるのですが、
待つのもまた楽しいものです。
待つのもまた楽しいものです。
京都・滋賀を越え、長い長い北陸トンネルを抜け、2時間半で金沢に到着しました。
およそ新大阪－東京間と同じくらいの時間ですね。
およそ新大阪－東京間と同じくらいの時間ですね。
金沢駅前のラーメン屋さんで楢の木の香りがするという塩ラーメンを頂き、
腹ごしらえ後、金沢駅から東に向かって歩きます。
腹ごしらえ後、金沢駅から東に向かって歩きます。
この日も暑い一日でしたが、金沢は結構風がそよそよと吹いていて、
意外と「強烈な暑さ」という感じはしません。
意外と「強烈な暑さ」という感じはしません。
この日のちょうど1年前の8月15日、自分は広島にいたのですが、
広島は全く風がなく、異様に暑かったように記憶しています。
広島は全く風がなく、異様に暑かったように記憶しています。
広島に比べるとずっとマシ、そんなことを考えながら歩いていると、
金沢21世紀美術館に到着しました。
金沢21世紀美術館に到着しました。
美術館の詳細は、前回・前々回の記事のとおりです。
13時前に美術館に到着し、およそ美術館で4時間ほど滞在。
気が付くと17時前です。美術館を後にし、兼六園へ。
この日の兼六園は無料開放デーということで、入場無料でした。
しかし、兼六園は空いてました。
21世美術館は結構な混み具合だったのに、なぜだろう？
夕方だからでしょうか？
日本三名園のひとつが、お客の動員について現代美術の展示に
負けているというのも、何だか意外な感じで面白いですね。
負けているというのも、何だか意外な感じで面白いですね。
兼六園に入ってまず見えてくるのが、瓢池（ひさごいけ）。
こんな感じです。綺麗ですねー。
怪しげな現代美術作品をたくさん見た後ですので、何だか心が洗われます（笑）。
奥には滝がありました。
池の中では鯉が泳いでいます。優雅ですねー。
噴水がありました。
電動式ではなく、高地の水が圧力の関係で吹き出てくるのだそうです。
兼六園といえばこの灯籠（たぶん）
水面に映る景色もまた綺麗です。
上下の楽しいシンメトリー。
サギがいます。いい絵が撮れます。
霞ヶ池の水面に反射する風景
大きな木がありました。
狩野山雪の老梅図屏風の如く（笑）、くねくねカクカクと屈曲しています。
支えも必要で、何だかたいへんなことになっていますね。
明治紀念之標
日本武尊の像とのこと。
西南戦争の戦没者を弔う像なのだそうです。
官軍を弔った像でしょうか？それとも賊軍（西郷軍）をも弔っているのかな？
日本武尊は熊襲（クマソ）を攻撃しました。
熊襲は九州南部とも言われます。そして西郷軍（薩摩）も九州ですね。
何か関係があるのかも。
何か関係があるのかも。
芭蕉の句を刻んだ石
こちらは「松の傷」と言われる木
中央がハート型にへこんでいるのは、松やにを採取したあととのこと。
1945年に戦闘機の燃料用に松やにを採取しようとした結果なのだそうです。
松やにで飛行機を飛ばそうとするなんて、
こんなことでは戦争に勝てるはずもありません。
こんなことでは戦争に勝てるはずもありません。
そして、奇しくもこの日は8月15日。終戦の日。
兼六園をウロウロしていると、日が暮れてきました。
金沢城にも行きたかったのですが、18時にて入園終了とのこと、残念。
外から金沢城を写した写真。
金沢城を後にし、金沢駅方面まで、再び歩いて戻ります。
お腹が空いていたので、夕食はこってりとしたトンカツを頂きました。
というか、せっかく旅行に来たので、旅先らしい、
名物っぽいものの一つも食べろと、心の声が聞こえてきました（笑）。
名物っぽいものの一つも食べろと、心の声が聞こえてきました（笑）。
明日はもう少し珍しいものを食べようと思いつつ、
金沢の夜は更けていくのでした。
金沢の夜は更けていくのでした。
・・・ということで、旅行2日め、立山編に続きます。