昨日、3月27日11時半ごろの空の様子です。
朝は出ていなかった筋雲が出ていましたが、その後、消えてしましました。
↓こちらでお伝えした、23日に発生したX1.1フレアの影響ですが、
爆発の威力から、爆風が到着する25日あたりに、大きな地震がくるかと思いましたが、皆さんの杖が効いたのか、
ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。
よく、あのすさまじい爆発から、日本を守ってくださいました。
皆さんの杖のお力に感謝です!
すごい!すごい!👏
まぁ、その代わり、低気圧が発達し、お天気が大荒れになりましたねぇ。
どこかでエネルギーを解消させないといけないので、このくらいは仕方がないかもしれません。
2024年03月25日11:21
3/26(火) 12:25配信TBS NEWS DIG Powered by JNN
24日から26日ごろの天気図です。九州上空に前線が停滞していました。
季節外れに分厚い雨雲でした。まるで梅雨時のよう。
こちらは、24日から26日までの気象衛星画像と雨雲の様子です。
日本付近の気象衛星画像です。
3月24日
3月25日
3月26日
九州から関東地方にかけて凄かったですね!
もしかしたら、地震のエネルギーがお天気に変ったのかしら?
そうかもしれません。
今回の23日にあったXフレアのエネルギーが全部雨になっていれば良いのですが、エネルギーが解消されていないと、また地震や大雨があるかもしれませんよ。
X1.1フレアでどのくらい凄いエネルギーが太陽からやってきたでしょうか。
世界時間23日から26日までのSTEREO Ahead衛星の様子です。
COR2
地球から見た太陽コロナの様子です。
HI1
太陽が右側で地球がカメラの方角にあります。これをみると、若干上向きに爆発したようですので、一番密度の濃そうな爆風は免れたかなぁと思います。
よーく見ると、大本営の爆風を追い抜いて、第一陣、第二陣の爆風が先走り、津波のようにやってくる様子がうかがえます。その後、大本営は上の方へ行ってしまいました。
放射線の磁場強度からすると、↑のあたり世界時間24日18時ごころに衝撃波が地球へ届いたようです。
それで、3月24日23時半ごろから磁気嵐が起き、日本時間3月26日9時ごろまで続きました。
気象庁地磁気観測所
磁気嵐を示すK指数に紫色の棒が立ちました!こんなすごい磁気嵐は何年ぶりかしら?
地磁気擾乱
丁度、衝撃波が届いたあたりで地磁気が大きく乱れたようです!
アメリカ海洋大気庁のホームページではG4磁気嵐でした。
G5までしかない磁気嵐でG4ですから、それは、それはすごい磁気嵐だったわけです。
日本で起きた地震を見ると、
K指数グラフに紫色の棒が立ったところを紫色にしてみました。
ここで衝撃波が届いたと思われます。
でも大した地震じゃなかったね。皆さんの杖のお陰です!!
太陽フレアの様子をみると、X1.1フレアを起こした黒点群で再びM4.4の爆発を起こしましたが、その後は、少しずつですが、大人しくなってきました。
太陽フレア
凄い爆発でしたので、プロトン現象
先ほどのSTEREO Ahead衛星HI1の画像なのですが、世界時間23日の爆発からすれば微々たる爆風ですが、24日、25日にもやって来ています。
これが、今、やって来ているM4.4の爆風だと思います。
なので、まだ荒天は続きそうです。
2024年03月27日16:47
2024年03月28日07:15
話しは違うのですけど、
フィンランドにあるオウル大学に中性子(宇宙線)を観察しているところがあるのですよ。
そのモニターなんですが、衝撃波が届いたあたりで、変化が現れまして、
何が起きたのかな?と思い、調べてみましたら、
3月26日のspaceweather.comに、このような記事が書いてありました。
翻訳してあるので、日本語がおかしいかもしれません。
どうやら、爆風で宇宙線が押しやられたようです。当たり前といえば、当たり前なんですけど、
『フォーブッシュ減少』現象と言うんだそうです。
宇宙線で雲ができると提唱したスベンスマルク フリス・クリステンセンですが、宇宙線が減少する『フォーブッシュ減少』現象時に雲が減るのかどうかを調べた方々がおります。
宇宙線と雲形成
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/3/119_3_519/_pdf/-char/ja
宇宙線と雲の関係の研究 - 甲南大学
http://aplab.konan-u.ac.jp/thesis/paper/2012/ueda/ueda-thesis.pdf
結果は『フォーブッシュ減少』現象と雲の現象に有意な差はないか、若干差があった、ということらしいですが、
今回はどうなんでしょう。せっかくの機会ですから、日本上空の雲の様子を見てみようかと思います!
今回、『フォーブッシュ減少』現象が起きたのが、オウル大学のグラフから大まかに世界時間24日の12時(日本時間24日21時)ごろから始まって、25日の0時(日本時間25日9時)頃をピークに25日の1時、2時(日本時間25日10時、11時)あたりに急に一旦回復して、それ以降まだ『フォーブッシュ減少』現象中のようです。
日本時間24日21時から日本時間25日11時までの先ほどの気象衛星画像と雨雲を再編してみました。ではどうなるか、見てみましょう!
その後、宇宙線量は減少中ですけど、厚い雲に覆われ、お天気は大荒れになりそうです。
皆さん、雨風に注意してくださいね。
あ、通信障害が起きているようです。
ITmedia Mobile / 2024年3月28日 11時30分
次回は,30日、31日ごろと、来月4月4,5,6日あたりに注意してください。
しばらく、地震、悪天候、通信障害、体調不良、電車の遅延などに注意ですね。
おしまい