しゅんぽ先生(伊藤博文)に
「内閣をつくるのに助っ人が必要だから聞多(ぶんた)を連れてきてください」
といわれました。
井上馨の墓は西麻布の長谷寺にあるので、すぐに行けるところにあります。
↓以前、行ったときの話です。
しゅんぽ先生と仲の良かった井上馨ですが、ただ、政策となるとしゅんぽ先生とは意見が合わないことも多かったはずですし、国民の不満を噴出させたのもの、ぶんた先生だったと記憶します。
考えに考えまして、ここは違う人の方がいいかなぁ。
西麻布なんてすぐに行けるところだし…。
しゅんぽ先生の先輩である桂小五郎とか師匠の吉田松陰とかいろいろ考えたのですが、桂小五郎はお墓が京都なんですよね。諦めました。
では、この人どうかなぁと考えまして「陸奥宗光」。
明治時代に不平等条約を次々と改正させた外交の神ですよ。
頭の切れ味と雄弁さでカミソリ大臣という異名を持つ人物です。
外務省に彼の像があるらしいですから、日本にとっては神的存在だと思います。
しゅんぽ先生とも、とっても仲が良かったはずです。
お墓を調べたら、なんと、なんと!鎌倉鶴岡八幡宮のすぐ近くのお寺でした!
これから鶴岡八幡宮へ行こうと思っていた矢先でしたので、これは「陸奥宗光」のお化けを連れてこい!ということだと判断し、鶴岡八幡宮へ行く前に行ってきました。
寿福寺は、鎌倉駅の近くで、源頼朝、北条政子の墓があるので、それなりに人がやってきます。
境内に入って、さて、どこにお墓があるのか…?よく調べないで来てしまったので悩みます。
とりあえず、頼朝と北条政子の墓の方へ歩いていきました。
お墓の草取りをしているおばあさんに出会いましたので、「陸奥宗光のお墓はどこですか?」と聞きましたら、
おばあさん:「陸奥さんのお墓は今、公開していないんですよ。今、通ってきたところに柵があったでしょ?あそこを昇ったところにあるのだけど、崖崩れで公開していないんですよ。この上から見下ろせばわかるんですけどねぇ…」
と…。
、なるほど。
それなら、頼朝と北条政子のお墓詣りしてこようと思いまして、「頼朝の墓はどこですか?」と聞くと、「この上の崖の下にありますよ」と教えていただきました。
階段を昇って頼朝と政子の墓を探しに行きます。
すると、声がしたのです。
「その道を真っすぐ行って、突き当りを右だ」。
えっ?と思って、声のする方へ歩いていくと、扉があって立ち入り禁止になっています。
扉の下に階段があります。
おばあさんが、脇道から登ってきました。
おばあさん:「陸奥さんのお墓は丁度この崖の下にあるんですよ。ここからでは見えませんが、行こうと思えば行けるんですけど…ちょうど、あの崖の下でここからでは見えないところにあります」。
私:「左側ですか?」
おばあさん:「そうです。ここからだと見えないんですよね」
ああ、なるほど。本当に見えないところにあるわ。
たぶん、あそこの左側。
階段の下に落石が散らばっています。
落石はその下の階段のところですし。
でも、陸奥宗光と意識が通じたので、崖上から交渉してみました!
「そこでよい。そこからで十分、意識が通じる」
●3/24 陸奥宗光墓所
いつか来ると思った。言葉の判る者。
(伊藤博文の手伝いをしています。千春と申します。初めまして。
今、日本が外国の勢力に侵略されていまして、大変なことになっています。
日本を立て直すお手伝いしていただけませんか?)
生きていたら手伝ってやれるもの…
&%$#…(←私の中の誰かとはなしている模様)
&%$…死んだ者の意識を連れて行くことができるのか?そうか!ならばそなたに憑いていって進ぜよう。
神気の繋がる者に言われた。
その石を渡せ。(←石に意識を入れてもらった)
そうして、わしの入った、その石を渡し握りしめて、こう言え。
陸奥宗光、ここに入れ!と…。
(ここで聞こえなくなりました。
近くで草取りをしていたおばあさんに、お礼を言って、再び源頼朝と北条政子のお墓を聞き、その場を去りました。
源頼朝と北条政子のお墓を眺めたけど、特別、言葉が降りてこなかったから、帰ろうとしたとき)
…もう帰るか?
(はい。鶴岡八幡宮へ行ってきます)
生きることができるのなら、また俊輔(←伊藤博文のこと)に会いたいものだ。
(日本を立て直すお手伝いをお願いします。
伊藤博文を手伝ってください!)
苦しくない。
山形の地に行くことがあるか?
(山形ですか?←調べてみたら山形で投獄されていました)
懐かしい思い出だ。
当時は…ふっ。いや、この老いぼれを呼んでくれたことに感謝する。
俊輔か。
いいだろう。またタッグを組もうぞ!
(あ、ありがとうございます!)
開通したのか?
(えっ?開通???…あ、鉄道!?のことですか?はい、はい。
←この話の前に大阪知事選挙が近いことも話したのでした。
このお化けは兵庫県知事をやっていたと記憶していたから。
今では新幹線という超特急の電気式の電車が走っていまして、東京から大阪まで3時間で行けます)
そうか!出来たのか!?こんな老いぼれでよかったら、使ってくれ!必ず立て直して見せようぞ!
(わぁ、ありがとうございます!)
この後、お寺を後にして鶴岡八幡宮へ向かいました。
おしまい