「タキソール12クールの一年」
タキソール12クール目三回目の点滴をしたところで、この治療は終了になりました。
これがこの病院の術後再発転移防止のフォロー標準治療です。
私は好運にもこの一年は、再発なし、転移なし、腹膜異常なし、腫瘍マーカー異常なしの絶好調でした。
体調も食欲があり、飲食ができたので、体力低下もせず、気力も失うこともありませんでした。
会社にも復帰して、ちょっと遊びにも行って。
副作用はもちろんあったし、年初のTS-1のダウンにはどうなることかと思いました。
でも、年末の今日この頃、この病気にしては、十分な結果を得ているということでしょうか。
明日はどんな身の上か知る由もないのが現実です。
時限爆弾かかえている身
不発かもしれません。
タイマーのセットは誰にもわかりません。
もう時間を刻んでいるのか。
いつ時間を刻み始めるのか。
タイム・アップはいつなのか。
どんな爆発になるのか。
さて、来年・来月からの治療は未定です。
未定にしてもらいました。
でなければ、無治療・経過観察です。
さすがに、いきなりタキソールからゼロは落差が大きいと不安です。
もうちょっとゼロへの道をゆるく歩みたいところです。
ゼロはとても魅力的なんですけどね。