(追加)2013女子バレー各国代表チームの動向 12/12更新 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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ちょっと最近バレーの話題ばかりになってますね。テニスはOFFシーズンなので、ちょっとお休み。バレー界は世界中が国内リーグの真っ只中ですが、色々と来年に向けて女子バレー界にも動きがあるようです。


先日、ブラジル代表女子バレー監督でギマラエス監督のリオ五輪への続投が決定したばかり。ここに記載の記事はあくまで想定の場合もありますので、ご参考までにお願いします。


今度は、

◆イタリア女子代表

バルボリーニ監督が退任し、トルコ代表監督へ

イタリアジュニア監督であったMarco Mencarelliが新就任の予定

http://www.volleyball.it/notizie.asp?s=118&n=53983&l=0


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Mencarelli監督は、2011年世界ジュニアでもカテリーナ・ボゼッティを要し、見事に優勝!


ロンドン五輪のイタリア女子スタメンは、

35歳 MB ジョーリ

33歳 S ロビアンコ

32歳 WS コスタグランテ

32歳 WS デルコーレ


と世界の中でも最高齢化チーム。


とてもこのメンバーではリオ五輪は狙えないでしょう。イタリアの悩みは、セリエAというプロリーグがありながら、若手がなかなか育ってないこと。リーグ自体がちょっとミスが多いので、欧州バレーと言えば欧州ですが、イタリアは他の欧州と比べて身長が低めなので、ミスが少ないディフェンス型のバレーを目指さないといけないと思いますが、なかなか攻守にいい選手のWSが現れないですね。


また2014年世界バレーがイタリア開催ということもあり、2013年はガラッとメンバーが替わり、一気に若返ってくるでしょう。


◆トルコ女子代表 

元イタリア女子代表監督のマッシモ・バルボリーニ監督 が新就任の予定


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今シーズンからトルコリーグの強豪で佐野も所属するガラタサライの監督を務めるバルボリーニ。今度はトルコ代表監督か!? まだ正式ではないようですが、トルコは非常に荒っぽいチーム。攻撃力はあるけれども、ディフェンス面が非常に脆い。


それは皆さんも感じているのではないでしょうか。それにプラスαでイタリアのコンビやディフェンスが加わると、ちょっとやっかいですね。メンバーも若いだけに、リオ五輪では非常に強力なチームになる予感がします。


WS ギョズデ(ワクフバンク)

S   ナズ(ワクフバンク)

MB トクソイ(ワクフバンク)

OP  ボレン(ワクフバンク)

WS オズソイ(ガラタサライ)

OP ネスリハン(エジザージュバシュ)

WS ギムシュ(エジザージュバシュ)

MB エルデム(フェネルバフチェ)


とメンバーは十分にそろっており、年齢的にギリギリですが、そのフィジカルのピークがどうなるかでしょう。


◆アメリカ女子代表

マッカーチョン監督が退任し、コーチのカーチ・キライ監督が就任


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カーチキライと言えば、昔ながらのバレー好きの方で世界中が知ってる大人気選手!何と言っても実績が凄すぎる!


1984年 ロサンゼルスオリンピック 金メダル
1988年 ソウルオリンピック 金メダル

本当に凄いのはここ!何とソウル終了からビーチバレーに転向し、更に

1996年 アトランタオリンピック 金メダル

ビーチと屋内バレーの双方で金メダルを獲ったことあるのはカーチ・キライだけでしょう。本当に繊細で緻密なバレーができ、とにかく相手を良く見て逆をつく戦略が非常に上手い。


おそらく前のマッカーチョンよりも更に精密なバレーを仕掛けてくるでしょうね。アメリカもタレント揃いの今なので、アメリカの世界ランク1位はリオ五輪も不動かもしれません。心配なのは、トム・ローガンの後継者。ローガンも30歳を越え、ピークは過ぎました。


ラーソンはまだまだできますが、もう1人のWSをどうするかでしょう。ホッジでは高さや攻撃力があるものの、まだレセプションやディグにかなりの難があります。

http://ameblo.jp/zooblog/entry-11352600711.html


※現役復帰

アメリカ女子代表正セッターのリンゼイ・バーグがトルコリーグの強豪・フェネルバフチェに加入するようです。12月頃。

今季のフェネルバフチェは大苦戦。昨年のCL優勝メンバーからソコロワ、ローガン、ファビアナ、ナズの4人も抜け、がらりとメンバーが替わりましたが、助っ人のパウラとマリが今いち。


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ヨンギョン一人奮闘しているものの、なかなか結果を残せずに、トルコリーグでも現在4位。しびれを切らした首脳陣が新たな獲得に乗り出したようです。噂では、ポーランド代表で現在中国のエバーグランデでプレー中のOPスコブロニスカも検討中だとか。


金さえあれば、何でもできる!という感じのサッカーで言うチェルシーやレアルマドリード的な雰囲気さえあります。


◆ブラジル女子代表

北京、ロンドン連続金メダルのギマラエス監督がリオ五輪まで続投決定

http://ameblo.jp/zooblog/entry-11417225257.html


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ブラジルは前回記事にしましたが、イタリアほどではないですが、スーパー黄金世代が30歳前後でリオ五輪は34歳前後とピークをかなりすぎてます。最近の不振もそうですが、フィジカル的なマイナスを若手がどうカバーするかでしょうね。

http://ameblo.jp/zooblog/entry-11417225257.html

※OPシェイラがブラジルのスーパーリーガ直前に骨折したとか。。。


◆日本女子代表

ロンドン五輪・銅メダルの真鍋監督がリオ五輪まで続投


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WSやOPは石井優や長岡の成長で、プラス面があるけど、個人的に見た場合、MB不足は深刻。荒木くらいで、岩坂は攻撃がまだまだ。平井はブロック判断が遅いし弱い。井上なども完全復調してないし、若手は攻撃はいいものの、ブロックがまだまだ未完成すぎる。大竹は、試合になかなか出れない環境。


とやはり悩みはMBの人材不足でしょうか。もちろん竹下に代わる新セッターにも注目ですが、自分は中道はしばらく様子見で、大型セッターを使った方がいいような気がしますね。東レの苦戦振りを見ると、どうしても弱点の前衛でのブロックの欠点がかなりつかれて、セット配分もエース頼みになるような散々な内容です。


大型セッターに期待し、WSとOPで支えていくしかないでしょう。MBのプラス点と言えば、荒木がブロードをクロスに徹底的に打ち始めていることですね。もうライン側は通用しないと理解したんでしょう。これは嬉しい結果ですが、荒木を超えるMBがいないことが非常に残念です。


◆ロシア女子代表

五輪監督のオフチンニコフ氏がチームの遠征先のクロアチアで五輪直後にわずか43歳で死去されたので、新監督になるでしょう。色々と社会主義国はスポーツは五輪が全てという面もあり、本当に大変なのでしょう。ご冥福をお祈りします。


ガモワ、ソコロワの代表引退、アルタモノワ(エステス)の正式引退。おそらく故障明けのWSコシェレワが中心のチームになるでしょう。


しかし、ウラロチカ戦を見た方も多いでしょうが、ロシアは代表選手以外でも190㎝以上がゴロゴロといます。しかもスパイクの威力や高さは抜群。メンタル的な粗さが消えれば、日本なら確実にエースポジションという選手ばかりなので、どういう新しい選手がでてくるかですね。


◆ドイツ女子代表

木村沙織所属のワクフバンクの監督で、ジョバンニ・グイディッティ監督がリオ五輪まで続投か!?


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ドイツは、2011W杯で活躍したグリューンがもう31歳。ピークを超え、代表引退してますので、MBフュルストやOPコズーフなどがどう対応していくか?


完全に欧州バレーなので、ワクフバンクがアタッカーによって行っている高速バレーをどれだけ浸透できるかでしょう。ただこのチームはサーブが世界一と急速に良くなったので、日本は要注意のチームです。ジョバンニは木村沙織の弱点もかなり知ってると思うので、徹底的に狙ってくるでしょう。


◆中国女子代表

前監督が退任し、セッターの魏秋月も代表引退らしいです。中国はダークなので、よくわかりません。しかし中国の世代はほぼ23歳以下。まさにリオ五輪を狙った8年がかりのチームです。これから更に強くなるでしょうね。


ただ昔の中国と違って、大型化が進みすぎ、ディフェンス面にかなり穴がありますので、それをどう解決していくか?でしょう。昔はトランジションでの速攻がかなり多く、もの凄い強いイメージがありました。相手のスパイクをディグでAパスする守りは本当に凄かった。ディフェンス面が安定すれば、両WSと両MBが非常に強いので、脅威です。


※上海の中国チームで選手へのマッサージで、セクハラ行為があったらしく、問題に発展しています。どうも、MBマユンブンっぽいです。中国は少しゴタゴタが続いてますね。

http://www.volleywood.net/leagues/china-leagues/sex-scandal-in-china/


◆タイ女子代表

タイは、自国にバレーリーグがなかったので、この時期はバレー環境がなく、代表メンバーやジュニア、シニアメンバーで練習するしかありませんでした。


しかし、アゼルバイジャンリーグから朗報が。佐野選手が昨季まで所属していたイトゥサチ・バクー(Igtisadchi Baku)にタイ代表のスタメン7人がそのまま移籍!

・15万ドル WS オヌマー

・12.5万ドル S ヌットサラ

・8万ドル  OP ウィラワン

・8万ドル  MB プルームジット

・8万ドル  WS ミリカ

・7万ドル  MB アンポーン

・6万ドル  L ウォンナ

http://www.volleywood.net/leagues/azerbaijan-leagues/the-highest-paid-thai-players/

という年棒で、タイの平均年収(30~50万推定)からみると、10倍以上のかなりの高額です。日本のVリーグの選手よりも高いですね。プロなのでそうなるとは思いますが、木村沙織の1億円は本当に破格です。サッカー選手でも1億円プレーヤーは日本人でも10人程度と、なかなかいませんからね。


タイは、代表の試合の時期が終わると練習拠点がなかったので、タイはこれを機に経験を積んでレベルアップしてくる可能性もありますね。


(追記)

読者さん情報ですが、アゼルバイジャンリーグでは、現在タイ選手所属のイトゥサチ・バクーが5勝1敗で首位だとか。世界の強豪選手が勢ぞろいしているラビタ・バクーやアゼルレイル・バクーを抑え、とんでもない波乱が起きているようです。典型的な欧州バレーに全く異種の速いアジアバレーが加わり、ちょっと見てみたい気分です^^

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と日本に関わる主要国をみてみました。代表の監督がイタリア人3人になりそうで、セリエAの実績がそのまま生かされている形になりそうですが、また新しい情報があれば、更新していく予定です。


日本で言えば、菅野監督が中国、中田監督が韓国の代表監督になるようなものなので、それを考えるとすごいことですね。



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