リオ五輪まであと3年7か月。もう4年はきってますね。その中、未定だったブラジル女子バレー監督が決まりました
ジョゼ・ギマラエス監督が2016年の地元のブラジルのリオ五輪まで続投が決定！http://www.volleywood.net/volleyball-related-news/volleyball-news-south-america/coach-guimaraes-until-2016/
自分は、変えてくると思ったんですが、続投のようです。ブラジルは非常に微妙。2008年は本当に強かった。攻撃のスピード、ブロックのしつこさ、ディフェンスの安定と何をとっても世界No.1でした。
でも打倒ブラジルをめざし、世界の攻撃も非常に速くなり、徐々にブラジルは低迷。2010年の世界バレーから徐々に勝てなくなるように。
全盛期のブラジルを支えてきたのは、スーパー黄金世代のシェイラ、パウラ、ジャケリネ、マリなど。しかし彼女たちもロンドン五輪では30歳前後。ロンドン五輪では異常なパワーレベルアップで金メダルに輝いたものの、あの状態が今後も続くとはあまり思えないんですよね。
更に苦戦を強いられるようになったのは、確実にシェイラのフィジカル低下。手首、腰などに不安を抱え、BSが急激に減ったこと。
攻撃がほぼ前衛に絞られ、相手チームが非常にディフェンスしやすくなりました。ただ世界No.1のMBを誇る196㎝タイーザ、193㎝ファビアナは健在で、この2人とシェイラが踏ん張っている状態で、何とかロンドン五輪は気力を振り絞ったという感じでした。
しかしブラジルはこのスーパー黄金世代がリオ五輪では完全にピークを超えます。
・OPシェイラ → 33歳
・WSジャケリネ → 33歳
・WSパウラ → 34歳
・WSマリ → 33歳+ドイツ国籍取得中？
・Sリンス → 31歳
・MBファビアナ → 31歳
という感じで、高齢化が避けられません。唯一ピークを迎えるのが27歳のMBタイーザかと。あとはWSガライも29歳？かな。来年度のブラジル代表がどういう若手の布陣でくるのかが、わかりませんが明らかに
北京五輪＞ロンドン五輪＞リオ五輪
というように、チーム力は落ちると想像します。
ただし、世界ジュニアバレーでも
2009年 3位 (1位ドイツ、2位ドミニカ)
2011年 2位 (1位イタリア、3位中国)
と上位をキープしているので、若手はいるかもしれないですね。来年、どういう新戦力がでてくるのか？が見物です。
ただ黄金時代を築いた世代が30歳を大きく超えますので、4年でどこまで仕上げるかでしょう。
日本も真鍋監督続投、アメリカはカーチ・キライ監督が新就任と世界でも新たな動きがあります。これら強豪に打ち勝つにも、今季のVリーグで新戦力が大きく羽ばたいてくれることを期待したいです！
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