ぞの のバスケ日記2 -6ページ目

11/20 久留米リーグシニア戦(2016年最終戦)

本日はルーツでの久留米リーグのシニア戦が2試合ありました。

試合の中身は前回述べていた通り、全員で走ってアウトサイドが中心となるオフェンスを展開するものでした。2試合目は特にその傾向が強く、相手が6名しかいない(しかも連続試合の方が2名)ところ、出場した12名が2試合目ながらも休むことなく走り、体力を削って勝つというものでした。

途中10点差以上離されたのですが、そこで頑張ったのがディフェンスです。元カオスのフォワードが足をつかって本気のディフェンスをしていました。普段ディフェンスをしないと本人談ですが、本気になるとかなり身体接触をいとわない厄介なディフェンスをします。FLATのとき練習試合で負ける要因をつくられたこともありました。この試合のプレイヤー・オブ・ザ・ゲームは元カオスのフォワードを含む、第2Qにディフェンスを頑張って6点差までにつめた5名でしょう。

 

他に印象の残っている選手は2名。

1人は元FLATのF/Gです。ルーツで一緒にプレイするようになった頃にはPGの傾向がつよくなり、ハーフコートで攻め気がほとんどみられなくなりました。ところが今日の試合、速攻のときに1on1でディフェンスに近づきながらミドルシュートをうった場面があり、よい傾向だったのでミドルシュートを継続して打つように促しました。そして第2Qで相手を追いかけていたとき、ハーフコートで見事にミドルシュートを決めていました。

怪我が怖くて若いころよりドライブをしなくなったのは理解していますので、その代わりミドルの精度をもっとたかめ、積極的にオフェンスに参加してもらいたいと思います。

 

スナイパーのシュートモーションがはやくなったか、ディフェンスに詰められてもシュートを決められるメンタルを手に入れたようです。ミドルの高い精度はかわることなく、以前みられなかったoneドリからのシュートや、ハイポストの手渡しからのシュートをディフェンスに詰められながら決めていました。これらは以前ならシュートを打てていなかった場面です。スナイパーも己の長所をいかす進化しているようで素晴らしいことです。

 

ルーツのハーフコートオフェンスがインサイドからアウトサイドに主軸が移った話は以前しましたが、アウトサイドでディフェンスの隙を作っているのがハイポストからの経由したパスだけになっています。自分と2Jがピック&ロールをしてシュートチャンスを作り出すことがありますが、ルーツというチームにハーフコートオフェンスの選択肢が少ないことは否めません。

アウトサイド同士のドリブルスクリーン(ドリブルして味方に近づき、ボールを手渡してディフェンスのギャップを作るやり方)や、ピック&ロールをもっと選択肢として取り入れてよいと思います。ピック&ロールは2Jとやれば、すぐに理解してくれると思いますし、シュートチャンスを作ってくれると思います。

 

11/15 火曜日の練習

本日は男性11名、女性6名の参加でした。

 

ボール離れの良いPGのシュートを見ていて、気づいたことがあります。それは最初の踏み込む一歩目が甘いということです。以前よりシュートを打つようになったのですが、ボールをキャッチしてからの一歩目がしっかり踏み込んでおらず、それが影響してシュートセットまでに時間がかかっている印象です。シュートセットに時間がかかるから、シュートチェックに入られてシュート精度が落ちる。彼はジャンプシュートを行わないのでわかりにくいかもしれませんが、ジャンプシュートをするときの内側の一歩目の踏み込み(ミート)というのは、シュート確率に多大な影響を与えます。是非意識してもらいたいと思います。もう一点気になったのは、ドライブをほとんどしなくなったということです。よく対戦する相手はドライブしてこないだろうと読んでいるはずです。ゴール下のレイアップは上手いので、適時ドライブを繰り出してみてはどうかなと思います。

彼はガード系ながらリバウンドの意識が非常に高く、低身長のインサイドでディフェンスリバウンドに不安がある自分にとっては、非常に頼りになる選手です。自分がマッチアップを飛ばせないことを最優先に動き、ディフェンスリバウンドをとってもらうなどよくある光景です。

彼はロールプレイヤーだと思います。ただ有能なロールプレイヤーがチームを強くします。NBAでもスター選手の周りに有能なロールプレイヤーを配置したチームが、プレイオフ常連になっているのは良く見かける光景です。

 

11/8 火曜日の練習

本日は男性13名(学生2名含む)、女性9名(学生2名含む)でした。

 

先発CとトゥイーナーC夫婦が練習に復帰して3週間目、2人とも少しずつですが昔のプレーを取り戻してきました。先発Cは得意のミドルシュートが入るようになってきましたし、トゥイーナーCもゴール下のシュートに持ち込める場面が増えてきました。先発Cは後1か月ほどでだいぶ動けるようになるでしょうし、出産のため長期休んでいたトゥイーナーCは2・3か月あれば以前のようにコートを休むことなく走る姿が見られるだろうなと思っている次第です。

先発Cが屈強な体躯をしていますが、気質がシューター。リバウンドはオフェンス・ディフェンス問わず強いので、ゴール下に入れといいたくなりますが、気質がシューターなので昔から強くは言っていませんでした。彼がこれから進化するとしたら、3Pを打つことかなと思っています。正確なミドルシュート、綺麗なそのシュートフォームが3Pでも同様にできるのなら、自分は彼が3Pを打つのを否定しません。最近のNBAもPFがストレッチ4、Cがストレッチ5と呼ばれ、外角でシュートを打つ機会が増え、最早トレンドとなっていますからね。

トゥイーナーCはゴール下が強いので、まずは体力をつける(戻す)ことが最優先事項かと思います。そして変わるのは相方の先発C(仮)の方だと考えています。トゥイーナーCのゴール下の強さを活かすため、そしてゴール下のスペースを空けるため、先発C(仮)はストレッチ5になってもらいたいなあと考えています。外角のシュートはそのまま通用すると思うので、ハイポストでタメを作れるようになれば、新チームのエースと目されるフォワードにいろんな選択肢を与えることもできます。

先発C(仮)はミート(ボールを受けたとき十分に膝を曲げる)ことが出来ていない。それでもシュートを決めることは出来ていたので、特に助言していなかったのですが、ミートが出来ていないのでローポストでのポジション取りやハイポストでの詰められた時のボール保持に難点があります。ゴールを背にしたときも膝を曲げてボールに向かってミートする、これだけでも大分違うので、実践してもらいたいと思います。あと付け加えると、ストレッチ5になったからといって、ローポストプレイをやめろというわけではありませんので、そこのところは注意が必要です。

 

新チームという言葉を使いましたが、火曜日の女性陣が新しいチームを作ろうとしているそうです。将来的に久留米リーグに登録するのかまでは分からないですが、応援したいと考えています。基礎となる体育館を確保は彼女らがするようになり、自覚もしっかりしているようなので、年1回の体育館登録など陰ながらサポートできたらなと思います。FLAガールで1からチームを作る術を体験している人たちもいるので、表だったサポートは必要ありませんからね。