弁論大会 | 続・ゆきれぽ

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ラジオパーソナリティ 田島悠紀子のブログ。


昨日は高校生の弁論大会の審査員をしてきました。    


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弁論とは、簡単に言えば

「7分で自分の思いを述べる」

ことです。


私はアナウンサーという立場で審査をしたわけですが、

喋りの技術だけでなく

高校生たちがどんなことを伝えたいと思っているのか、

その内容にも興味がありました。


もうね、度肝をぬかれましたよ!


私の想像をはるかに超えていました。

レベルが高いのなんのって。
 

・地元富山の発展に向けての提案

・日本の文化について

・戦争について


など内容は多岐にわたっていました。


これ、審査員だけではなく、

もっと多くの大人たちに聞かせるべきだ!

と思いました。


大会のためだけに発表するなんてもったいない。


せっかく素晴らしい考えを持っているのだから

もっと多くの人に聞いてもらったらいいのに!



高校生たちの提案は具体的でした。


ふわふわした内容ではなく、

自らの体験から何を感じ

今後どうしていったらいいのか、

自分の言葉でしっかり伝えていました。


しかも原稿を読み上げるのではなく

会場の人の目を見ながら言葉を届けていました。

つまり、暗記です。
 

審査はかなり悩みました。

どれもほんとうに素晴らしかったから。


ある審査員の方が

「高校生は全員が弁論をしたらいいのに」と

おっしゃっていたのですが、  

その通りだと思いました。


「人前で自分の思いを伝える」

という経験はきっと無駄にならないはずです。
 

弁論は北陸だと石川のほうが盛んだそうです。

富山の高校生の皆さん、一度、弁論、してみませんか?

自分を変えたいと思っている人は

きっといいきっかけになると思います。

弁論をすることで自信にも繋がるでしょうし。


大人の私もたくさんの気付きのあった弁論大会でした。