7〜9 まちの日常を感じられる本を3冊ご紹介 | 続・ゆきれぽ

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ラジオパーソナリティ 田島悠紀子のブログ。

以前まちづくりセミナーで
講師の方にすすめられて買った本をご紹介します。
 
いや、本というか雑誌?

でも、読み応えがあるので、
私の中では本ということにします。笑

まずはこちら。

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以前graceでもご紹介しましたが、
これ、かなり売れているそうですよ。

富山の観光をデザインの目線で紹介する

『d design travel TOYAMA 』

です。

上辺の富山じゃない、
魂を感じる本当にすすめたい富山がつまっていました。
読みながら嫉妬しました。笑
私もこんな風に富山を紹介したい、と。

そして、こちらにも嫉妬。笑

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富山の女性たちが自分たちの日常を紹介しています。

『itona(いとな)』

です。

女性目線の富山紹介は、
まるでカフェで、「へーそうなんだ。 今度私もいってみたーい! 」
とおしゃべりしてるような感じの距離感で読みやすかったです。

私はとりあえず1号を買いましたが、2号も既に発売されていました。 

ちなみに、こちらは女性がよく買われるそうです。
(紀伊國屋書店情報です)
 
各地を旅する人は、
“地元の人のお気に入りのお店”
に行きたいと思うものです。

 
実はいま富山には、
そういう地元の人の本音が詰まった本やフリーペーパー
が続々と出てきているのです。
ですから、富山を旅する方はぜひ読んでみてー。

 
こちらもそう。

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『まちのカケラ』

です。 

こちらは頂きました。無料です!

富山市中央通商店街振興組合が、
“血の通ったまちづくりをしたい”
という思いのもと作った本です。

嘘をつかず真剣に商店街に向き合った記録なんだとか。
嘘をつかない、という表現がいいですよね。
このストレートなところが富山っぽくて好き。 

商店街の人を始め、
まちを愛する様々な方のインタビューが載っており、
過去の思い出や今後のまちづくりの思い
などをお話になっています。

富山市出身の作家、山内マリコさんのコラムもあります。
コラムでは過去の富山のまちが再現されているのですが、
県外出身の私でも半分くらいはわかり、
読みながら、懐かしいー!を連呼しておりました。
もう、懐かしさを感じるほど富山におります。 
まもなく富山歴も丸13年。
長いなー。
 
さてさて。
今後はこの本との連動イベントも色々行われるそうです。

以前、大学生が「場のチカラプロジェクト」の一環として、
商店街で働く方たちの写真をポスターで表現したのですが、
そのポスターのモデルになったお店に足を運ぼう!
というツアーやポスター展をこの週末に行うそうです。

ちなみに、この本にもポスターは写真で紹介されています。
よく知る人の顔もあり、私は、にやにやしながらポスターをながめました。

 
『まちのカケラ』は、
中央通商店街各店、富山まちなか研究室MAG.netなどで
24日(金)から無料配布されます。
 
ポスター展は、24日の金曜から富山まちなか研究室MAG.netで行われます。

  
ツアーは、25、26日の土日に、
街のプロである商店主がツアーコンダクターとなり、
ポスターのモデルとなった店主のいるお店をまわるのだとか。
実際に歩きながら商店街を体感しよう!というツアーで、
試食などもあるそうですよ。

商品を探しに、じゃなく、
人に会いに、商店街をまわるなんて、
粋なまちなか散歩ですよね。
おなじみのまちが、いつもと違って見えるかも!

 
『まちのカケラ』について詳しくは、

      『まちのカケラ』公式Facebookページ 

  
でご確認ください。

 
誰かに言わされたり、
変に背伸びしたり
着飾ったりするのではなく、
ただ素直に思っていることを伝える。

自然なテンションで、
自然な笑顔で。

いつものまちをそのまま切り取ったかのような、
ほどよく肩の力が抜けた自然体のまちの空気感。

まるでまちの呼吸が感じられるような、
こういったタイプの本が、
今後はきっと増えていくように思います。

まちをみつめることは、
まちをみつけることなのかも。

富山はいい方向に少しずつ変わってきているのかもね。

未来が楽しみだ。