昔は泳げない人が多かった | 太平洋戦争史と心霊世界

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。

 現代の日本人と比べ、戦前では泳げない人が多かったようです。なぜかと言うと、戦前はプールなどの水泳施設が少なく、体育でも水泳がない学校が多かったからです。

 

そうなると当然泳ぎが得意なのは海辺に住んでいる人たちとなり、海とは縁のない、岩手内陸部に住んでいた草加少佐みたいな人は泳ぎが苦手となります。

 

 はじめは海軍軍人なのに全然泳げない人っているのかと疑問に思っていましたが、本当にいたようです。

 

 戦局がひっ迫してくると、水兵クラスは即席養成のため、海兵団でも泳法をほとんど教えてもらえませんでした。艦が沈没しかかっても泳げないので、海に飛び込めず、甲板を狂ったように走り回ったり、旗竿にしがみついて叫んだりして、そのまま艦と一緒に沈んでいった15,6歳の少年兵達も少なくありませんでし。何とも痛ましいことです。