12日午前5時50分ごろ、東京都練馬区豊玉南の公園で、少年が首をつっているのを通行人が発見、110番通報した。少年は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 警視庁練馬署によると、この少年は同区立中学3年の男子生徒(14)。現場の状況などから自殺の可能性が高いとみられるが、男子生徒の顔や体には皮下出血や腫れなどの外傷があったという。男子生徒は学校に「暴力を受けている」と相談をしていたといい、同署が死亡の経緯や背景について調べている。

 同署によると、死因は窒息死。男子生徒はジャージー姿で、公園内の木にロープのようなものをかけ、首をつっていた。11日夕に校内で教諭が男子生徒を見かけており、11日深夜、男子生徒の母親から「息子が帰ってこない」と警察に連絡があったという。

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 世界に「BUTOHブーム」を巻き起こし最晩年まで踊り続けた国際的な舞踏家の大野一雄(おおの・かずお)さんが1日午後4時38分、呼吸不全のため横浜市内の病院で死去した。103歳。葬儀の日取りなどは未定。

 北海道出身。日本体育会体操学校(現日本体育大)在学中に舞踏家を志した。卒業後、横浜市の女子高に体操教師として勤める傍ら、モダンダンスを習い始めた。第二次大戦中は召集されて中国などを転戦。復員後の49年、舞踏家として初公演。以後も教員として働きながら、活動を続けた。

 60年代に土方巽さんと共に、白塗りの化粧にすり足というスタイルで、日本の大地に根差した前衛的な舞踏を作り上げた。土方さんが「暗黒舞踏」と称されたのに対し、大野さんは即興性を重視した「魂の舞踏」と呼ばれた。

 80年「ラ・アルヘンチーナ頌(しょう)」をフランスのナンシー国際演劇祭で舞い、絶賛を浴びた。以後、海外公演が相次ぎ、世界の「カズオ・オオノ」として名声を確立する。他の作品は「わたしのお母さん」「花」など。

 100歳を超えても舞台に立ち続け、最晩年はアルツハイマー症とも闘ったが、踊りへの意欲は衰えなかった。99年、イタリアのミケランジェロ・アントニオーニ芸術賞。息子の大野慶人さんも舞踏家。

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