抗がん剤治療 6クール目 その1 | 山あり谷あり備忘録

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2011年お正月。いきなり卵巣癌の告知を受け、日々、手作繰り状態で癌と闘うzeroの、のほほーん日記です。少しでも同じ病で悩む方のお力になれましたら幸いです。。。

抗がん剤治療が終了して、はや、一年...。

ここまでブログを放置してしまうとはびっくりです!
やはり、治療中は気が張っていたのでしょうか。
次の入院までに更新したいという気持ちが強く、いい感じの
ペースで書けていたと思うのですが、いざ終わってしまうと
もう...脱力ですねぇ^^;

一区切りつくまでは放り出してはいけないと、、、
闘病記を書くからには肝に銘じておかなくてはと思っていたのですが。

この一年のことは後々の記事でも触れることがあるかとは思いますが、
無事、一年後の検診をクリアして元気に(?)過ごしております(笑)。
うーん。一年前のこと...手帳を確認しつつ書いてみますね。


では、最終クールについて、いってみよ(*^ー^)ノ


今回は入院前に用意をしていったものがありました。
今回で本退院となる予定ですので、お世話になりました看護師さん
たちへお渡しするお菓子などなど。

治療終了が近づく患者さんたちの間で密かな話題になること。

...手術や長い間の治療を担当して下さった先生に「お礼」として
現金または商品券などをお渡しするか否か。

これまで大病の経験などなく過ごしてまいりましたので、ここを
どうクリアしてよいのかわからず、仲の良い患者仲間さんたちに
「ぶちゃけ、どうする?」と聞いてまわってしまいました^^;

7人くらいの方にお聞きしてみましたところ、1人の方は数万円の
商品券をお渡ししたけれど、他の方は特別なことをする予定はない
とのことでした。

数年前、静岡県に住んでいた伯母がくも膜下出血で入院し、数度の
手術を経て、最終的にはインフルエンザに感染して病院でそのまま
亡くなってしまったのですが、そのとき、従姉妹夫婦は、何度も
数十万円単位のお礼をお渡ししたそうです...。
従姉妹自身も多くの病気を抱えておりまして、そういう「お礼」と
いうものはすべきなのか聞いてみましたところ、従姉妹が住む地域
では「するのが当たり前」という風習?があるようでした。

私の住む東京ではどうなのか。
結局は、する人はする、しない人はしない、ということに...^^;
ただ、唯一、商品券をお渡しした方にもう少しつっこんでお聞きして
みたところ、先生は受け取っては下さったけれど、「本当にそういう
ことは気にしなくていいんですよ」と言われたそうです。

以上のことを踏まえて私が出した結論は、自分なりに気持ちをこめて
選んだギフトに心を込めて書いたお礼のお手紙を添える、でした。

病棟の看護師さんたちとは退院してしまったら、そう頻繁にお会い
することはかないませんが、先生とはまだ診察がずっと続くことを
考えて、退院後にゆっくりとお礼をしようと思っていました。

そうも言っていられない事態に、退院後に陥ってしまうのですが(笑)。
この件に関しても、また他の記事で...


ということで、8月8日、盛夏、最後の抗がん剤治療のために入院。
この時点で、手足の痺れはずっと継続していました。

毎度おなじみの体重・身長測定をし、いつもの病室に入り荷物の整理。
持参したお菓子はロッカーの奥へ奥へ...。
普通は、お迎えのときにご家族が持参することが多いようなのですが、
私は独身で親もすでにおりませんので...(+_+)

すっかり仲良くなった看護師さんたちにご挨拶をしますと皆さん、
「最後のクール、頑張りましょ!」と声をかけて下さいました。
採血など、一通りの作業を終え、いつもの蓄尿がスタート。

翌日、最後の抗がん剤治療。
前回は、左手の甲に点滴を刺されてしまい、失神騒動を引き起こして
しまったのですが、今回は名手のM先生(笑)。
見事、すぱっと左腕に刺してくださいました。

第一関門突破...ヽ(^O^)ノ