こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
★核心【激動の1ヶ月編】⑲ あの引越会社が倒産に至るまで
★タイムリミットを向かえて破産に至るまで⑥
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奴らは何を企んでいたのか?
実はこの引越センターは分社化されていました。
関東、中部、関西、中四国&九州。関東の代表が岡田、中四国&九州の代表があの専務。
今回民事再生を申し立てたのは、本体の○○引越センター株式会社。
そのほかの地方の別会社は、民事再生など申し立てていませんでした。
健全に運営された会社になっていたのです。
それもその筈、以前から同じ仕組みだったのですが、
人件費や諸々の経費(家賃、燃料代、高速代、資材費)は、
全て民事再生を申し立てた【株式会社】が支払いをしていました。
要するに地方の会社は債務がほとんど無かったのです!
その代わりこれまでは、
地方での売り上げや売掛入金を本社に送金していたのです。
支払いは本社一括で支払って、
期日を決めて地方から入金させるやりかたです。
民事再生を申し立てる以前の数カ月(資金繰り表を見ると7月頃)前から、
地方からの入金が止まっていました。
そして、法人関係に多い売掛金の入金口座を、東京の別会社に変更していました。
要するに、入金だけを受けて、支払いは破産会社に持たせていたのです。
理由は…破産した後、顧客の減少が見込まれる中、
十分なキャッシュフローを確保しようとしていたからです。
そのため毎月の支払いをほとんど支払いをすることなく、
月額にして数億円の入金だけが地方にプールされていました。
全ての債務を破産会社に寄せ集め、地方は生き残りをかけていたのです。
それも夏前からの画策だったようでした。
今まで世話になった取引先の業者は破産会社にしか債権を持っていません。
奴らはそこにも泥を被せようとしていたのです。
関西の総責任者だった私がこれを許すはずがありません。
立場上も感情面でも看過できない悪だくみでした。
ましてや会社がどうなるかわからない状況で頑張っているスタッフを見ている私には、
これをどうしても許すことができませんでした。
その首謀者が、○○社長、あの専務、
東京の法人部長、九州の本部長でした。
そんなことしたらダメですよね~(笑)
気持ちがわからない訳ではないのですが、
当時の私は奴らの思うツボにはさせたくなかったのです。
この企みを阻止した私は
東京や中四国&九州ではとっても悪者になったらしいです(笑)
アイツが計画を潰した!って感じですかね(笑)
一言だけ奴らに言わせてもらいます。
あのなぁ…
世の中アホばっかりと違うで!
今回はここまでです。
ここを書きたくて仕方なかったので…気分はすっきりしています。
この後、あの会社は本当に倒産します。
もう少しお付き合いくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございます。