自衛隊ヘリが上空から原発温度を測定。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






【放射能漏れ】



防衛省は19日早朝、陸上自衛隊の大型輸送ヘリCH471機を東京電力福島第1原発に派遣し、上空から赤外線を利用して原子炉や使用済み燃料貯蔵プールの温度を測った。

 測定は第1原発のうち、3号機、4号機、2号機、1号機の優先順位で行った。各号機の過熱度合いを調べ、政府による今後の対策の判断材料とする狙いがある。ヘリによる冷却水投下や地上からの放水の効果の評価にもつなげる。

 温度測定にあたったヘリは午前4時45分に陸自霞目駐屯地(仙台市)を離陸。第1原発から約20キロ離れた福島県楢葉町のサッカー競技場「Jビレッジ」で防衛省技術研究本部職員とサーモグラフィー(体表面温度測定装置)を乗せ、6時50分ごろに測定を完了したという。

 また、水素爆発などによる原子炉建屋や原子炉の被害の実態を分析するため、上空からの写真撮影も行った。