娘は母と共に、振り袖の着付けと髪結いをしてもらいに行きました。
先ほど写メが送られてきて、美しく成長した娘に嬉しいような、ちょっと寂しいような。
明日は私自身、これから注意していこうと思っていることを書きます。
そういう気持ちに関連したものです。
しかし、今日はさゆりさんからのご質問にお答えする形での記事を書こうと思います。
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たしかに昨日の記事は、とくに冥王星が入宮している山羊座の、初期頃の生まれの方には「どうすればいいの?」という不安をお感じになる方もいらっしゃると思います。
冥王星を軸にした土星・天王星のTスクエアは、だいたい春頃から生じてきて、夏にはピークを迎えます。このアスペクトに木星、火星が参加する8月頃はとくに注意すべきかも知れません。
土星・天王星のハードアスペクトだけでも我が身に降りかかってくるのは、けっこう迷惑なものです。
しかし、あらゆるアスペクトの中で最強のものはコンジャンクション(合)ですから、冥王星が出生太陽に合になる方が、よっぽどインパクトがあります。
土星・天王星が今回参加するのは、山羊座の領域の出来事、物事に根本的な改変が加えられる序章といえそうです。
その主たるものは、「権威」です。とくに政治。古い因習、しきたり、規律。こうしたものも刷新されてゆく時期に来ているのかも。
すべてを覆すのではなく、根本的な見直しが行われることになりそうです。
こうした全体的なことを背景に考えてください。
個人にもこれまでの生活、価値観、人生観、生活基盤、よりどころとしていた権威といった部分で、大きな変化が起きると考えられます。
とくに山羊座初期の生まれの方は、出生太陽がこれらのアスペクトを強く受け取りますから。
ただ、出生図の中に以下の条件がない人は、さほど大きな影響は受けないと考えられます。
①出生図の中で冥王星にハードアスペクトが多い。とくに太陽とのそれ。
②出生図の中で、土星・天王星がハードアスペクトになっていて、太陽ともハードとなっている。
これらの方々は、すでに基礎設計の中にこれらのアスペクトがあるので、通路が開いているのと同じです。今年の冥王星・土星・天王星のハードアスペクトは、非常に強く受けます。
土星・天王星のハードアスペクトを持つ人は、非常な努力をして大きな成功を勝ち得る場合があります。これはハードの場合です。0度、90度、180度などですね。
ソフトアスペクトだと、群を抜くような成果はなかなか上げられないのです。
これらの一般的に凶星と言われるものの作用は、ソフトでは完全に使いこなせないのかも知れません。
毒をもって毒を制するという考えに近いのかも知れませんが、それだけでもない気がします。
たとえば人間がこの世で生きてゆく上で、最も重要な「関わり」とはなんでしょう?
自分、父母(家庭)、配偶者、そして仕事(社会活動)ではないでしょうか?
これらはハウスでいえば、1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスに該当し、すべて0度、90度、180度の位置関係です。つまりもっとも近しい家族や配偶者、そして職業上の活動などは、すべてハードアスペクトの関係だということなのです。
この世の中で、もっとも濃密で、だからこそ素晴らしい関係。
それらはハードの中にこそある。
最初から。
だからこそ対立もするし、反撥もする。
互いにぶつかり合って、そこに学びと成長がある。
ということを考えると?
そうなんです。
今年、山羊座初期(も前記事の四つの星座領域の人も)の方は、これまでのステップを二段も三段も、一挙に飛び上がれる可能性も、じつはあるのです。
ただし、楽には上れませんから、覚悟してください。とくに①②の条件に該当する方は。
けれど、ものすごい努力をすれば、大成長、大成功もありなんです。
お~って、感じでしょう?
チャート上、今努力を必要とされているのにしなかった場合、けっこうひどい目に遭うかも知れません。失職とか人間関係の破綻とか。
だから、該当星座領域の方は、基本、今年は「努力」「これまでの限界を超える」などの目標をおいて、頑張ってください。
ハードなので、苦しみなしには事は進みません。
苦しみが多ければ多いほど、ハードをいいエネルギーに変えていると考えてOKです。
今年はMで行け!
って、感じですか?
いやいや……。
まあ、①②に該当しない人は、そこまでしなくても無難にやり過ごせばいいと思うのですが。
でも、なにかをやりたいと思っている人がいたら、安全策をとらずやってみてください。
苦痛が伴っても、やってみることに価値があります。
てな感じですが、解答になったでしょうか?
