7月は今世紀最長とも言われる皆既日食が観測されます。
それも日本の領海内で。
硫黄島付近からトカラ列島へかけてのベルト帯で観測でき、この神秘的な天体ショーを観測することができます。硫黄島、そして屋久島、奄美大島、などといったポイントには天文ファンが集結するでしょうし、その間の海上にも船で繰り出す人もいるのではないでしょうか。
日蝕(天体現象の日食と区別するため、占星術上はこちらの文字を使用します)は占星術的にも重要な意味がありますが、私はこのチャート下でもっとも大きな影響を受ける国の一つが、この日本だと考えるに至りました。
今年、後半期、日本は世界でももっとも目立つ国になってしまうと<2009年の占星術予測 日本>で書いたように、その確信は深まりつつあります。全般の傾向については、その記事をご覧ください。
さてそんな節目の7月。
順番に見ていきましょう。
6月終わりから7月の初旬にかけて目立つのは金銭や所得に関わるアスペクトです。
これはすでに報じられているマイケル・ジャクソンの莫大な遺産問題の騒動も含まれていると考えられます。
とりわけ1~3日に目立ったものが認められます。
不正な資金、運用、所得隠しといったものが発覚するかもしれません。ざるのような会計、莫大な浪費といった暗示も。
また初旬に火星の暴走傾向が認められます。1日以降9日くらいまででしょうか。
この火星の暴走は、日本の場合、政府や与党、首相といった部分に発生するかもしれません。
ほかのケースでは、やはり軍や銃刀器が絡んだような荒っぽい事件の発生などが考えられます。
月の中旬にも火星主体のアスペクトが目立ちます。軍事行動を起こすような国が出てくるかもしれません。日本では自衛隊が出動するような事件や災害。
なんらかの威嚇的示威的行動であるかもしれません。とすれば北朝鮮ということもありえます。
これはアメリカにとっての潜在敵のような暗示があり、北朝鮮、アフガニスタン、イランなどが該当するかと思われます。
中旬の事態には、アメリカも関係してくると思われますが、たちまち戦争みたいなことはないと思います。
またこの中旬には、激しい論争の応酬、争いごとに関する星位があり、日本でも顕著に見られる傾向になると思います。
健康・医療問題でも取りざたされることが出てくるかもしれません。
この時期、奇しくも日本では「政権の終わり」が明示されていて、正直、麻生政権発足時にはここまで続くとは思えなかったのですが、結果的には政権の終焉は落ち着くべきところがここだったのだろうと言えそうです(もう少し早く気づくべきでしたね)。
月下旬には、与野党の厳しい対立。
インフルエンザの拡大も見られると思われます。
良いこととしては、11日頃を中心に、良好なソフトアスペクトが見られ、日本では議会になんらかの調和や変化が生じるほか、友好国との間で保たれる幸運な関係、利益などが上げられます。
経済的な良い知らせもあるでしょう。
経済的な復調は、7月は持続すると思われます。
地震ですが……。
ちょっとまいってしまいます。絞りにくいのです。
まず4日あたりからじわっと効き始めて、月半ばにピークを迎えるアスペクトが心配されます。9~20日がこのアスペクトがとくに強く働く期間になります。
広範に拡散したアスペクトなので、地震は全般に多い月になると考えられます。
比較的大きくないものが多発すればよいのですが、エネルギーを蓄えてから発生すると、ちょっと怖いかなという印象を持ちます。
日蝕が起きる22日~27日ごろまで、上記のものとは別種のアスペクトが存在します。
ほとんど月の全般にわたって地震誘発アスペクトが存在しているため、日時の絞り込みはかなり厳しいものがありますが、その中でも強いて、ということで絞り込みを行ってみます。
4日。
6~12日(10、11?)。
20~23日。
といったところでしょうか。
しかし、今月の予測はかなり厳しいものがあります。
うーん。あまり自信がない。もう少し研究してみます。
