私の住む岡山でも、隣県の兵庫であれほどの感染者が出ているのなら、もはや時間の問題という気がします。
しかし、弱毒性ということですし、予防意識は持つべきですが、必要以上に怖がるのは良くない気がします。
これもまた地震予測なんかと同じです。
現在、水瓶座で合を生じているのが、海王星・木星・キロンの三つです。
メキシコで今回のインフルエンザが発生した段階で、このインフルエンザが海王星主導で発生していることを突き止められましたから、要はこの海王星のコンディションを解読し、これに根本的な解決がもたらされそうな時期を見極めることができれば良いのですが……。
世間で起きることを見極めるのは、個人のチャートを読む以上に難しいものです。
現在の海王星と木星、キロンの合は、暗示的なものがあります。
小惑星キロンは医療に関わる癒しの星です。そして海王星はもともと医療と深い関わりがあります。
木星もまた海王星発見以前は魚座の支配星だったので、現在も尚、副次的に関わっています。
つまりこれらの星の集合は、医療機関・関連研究機関の力の結集という意味もあるはずです。
実際、専門医療機関だけでなく、通常の医院にも今回のインフルエンザ患者受け入れが要望されるなど、総動員態勢といった現実が生じてきています。
しかし、そればかりでなく今、このインフルエンザそのものへの研究が急速に進められているはずです。
それを感じさせるような星位です。
海王星・木星・キロンに対して、今、逆行の水星がスクエアを形成しています。
知的活動の星、流通の星、研究者の星である水星。
これが逆行している間は、インフルエンザへの対抗策も遅れがちになるでしょう。
関西圏への修学旅行が取りやめになるなど、<5月の占星術予測>で行った解読通りの現実が生じていますが、こういった出来事も水星の逆行が終われば、すぐに解消されるわけではなさそうです。
逆行は今月の31日には終わり、水星は順行に転じます。
結果、もう一度、この海王星・木星・キロンとスクエアを作ります。
これが来月の18日ごろまでです。
流通、移動の障害が終わるのは、ここらへんになりそうです。
もしかすると、感染の拡大というのも、ここいらで終息する可能性も読み取れます。
31日に逆行が終われば、水星は本来の力を取り戻しますから、このインフルエンザへの対抗策も、具体的な進展が見られるはず。
ちょうど今月末から来月にかけて、海王星は調和のソフトアスペクトに囲まれます。
この問題が騒がれ始めたのが、4月の下旬です。
ここより少し前がインフルエンザの本格的発生とすれば、やはり水星が関与していることは間違いありません。
とすれば、この水星が海王星たちとソフトアスペクト、とくにトラインになる時期が、この第一波とも言われるインフルエンザの沈静化の時と考えられます。
それはいつか?
6月下旬から7月頭にかけて、この星位が見られます。
この解読に間違いがなければ、あとひと月ちょっと。
皆さん、十分に注意して、乗り切りましょう。

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