5月の占星術予測 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。

うーん。
<5月の占星術予測>です。
なにが、「うーん」なんだと言われそうですが、読んでもらえば分かると思います。


まずはざっと世の中の流れを。だいたい、世界全体の傾向ということで読んでいます。

5月の初旬は、金融関係・経済関係の悪い知らせが多いでしょう。大型の破綻や倒産、これはまだ続くと思われます。
しかし、7日ごろになってくると、そうした関連の喜ばしいニュースも飛び込んできます。また大きな慶事(芸能人や著名人)もあるかも。10日ごろまで続きます。

今月の特徴の一つとして、7日に水星が逆行に転じることが挙げられます。これは31日の月末まで続きます。双子座から牡牛座へのリバースで、とくに今回は重視すべき理由があります。
水星は双子座の支配星で、そこにあるときに本来の力を十分に発揮します(ほかにも乙女座の支配星でもあります)。双子座はコミュニケーション他知的活動、流通や交通に関わる星座です。
したがって、5月の大きな特徴の一つとして、進みかけたこれらの事柄が停滞、後退するといった暗示が読み取れます。
経済も先々は希望が持てるかも知れない予測が、最近になって出されていますが、ここに水を差す出来事が発生するかも知れません。
また情報通信や経済流通といったものの、何らかの理由による障害、減速。そういったトラブルが増える月かも知れません。
一つ危惧されるのは、「対話」です。これまで進んでいた調和的な話し合いが、ここで不調を来す恐れがあります。
それが牡牛座へ後退するのですが、互いの所有、富に関わる問題で折り合いがつかないとか、そういった暗示が読み取れます。
現状からもっとも考えられる、この水星後退の中身は、じつは「豚インフルエンザ」です。この流行のために、「流通」「人の移動」「交通」などが制限、あるいは自粛され、経済的にも良くない影響を及ぼすという可能性です。

逆行水星は、リバースしはじめるあたりで、冥王星と凶角を作っています。死を振りまくような星なので、よけいに懸念が深まります。

全体のチャートとしては、やはり土星の一極支配の構図が維持されていて、この土星との間に火星が凶角を作るのが、8日以降、じわじわと出てきて、11、12、13日あたりは、この凶角が強まっていますし、もう一カ所、20、21、22、23あたりで非常に強く出ます。
火星は自分が支配する牡羊座にあって、最強です。この状態の火星は、土星の抑圧的な影響もはね返してしまう可能性が高く、国家的にはこの時期に北朝鮮などのような国際的な締め付けにあっている国々が、極端な反抗的行動や威嚇に出る可能性があります。
火星はいうまでもなく、軍事行動や武力などを意味します。即座に行動を起こすわけではなく、それをもって示威的な言動に出る可能性が高いでしょう。
また圧制下にある民衆などが、行動を起こす可能性があります。

17、18日ごろが迫ってくると、太陽は逆行水星と合になり、木星・海王星と厳しいスクエアを形成します。
5月の全般的な傾向は、このあたりの日付で集約的に表現されるかも知れません。恐れるべきは、やはり豚インフルエンザとパンデミックでしょう。
18日に近づく頃になると、この勢いが爆発的に増す危険があります。
海王星が木星と合になるのも、この場合、あまり嬉しくないですね。木星が幸運の加護をもたらすということも考えられるのですが、この場合は、どちらかというと「増殖」機能を海王星に付加してしまう危険もあります。
もっとも良いワクチンの開発などにも期待が持てるアスペクトではあります。

地震ですが、現在までのところ解読できている星位をすべてピックアップしますと、切れ目などまったくなくなってしまうことが分かりました。
なので、中でも注意すべき日を、さらにふるいにかけて限定するという方法をとります。

1、2、3日。
5日。
10、11日。
13、14、15日。
19~24日。
30、31日。

5月でもっとも強い注意日としておきたいのが、25日以降で、とくに30、31、6月1日の3日間です。
それに次ぐのは、10、11の注意日かなと思われます。
あとは起きてもたいしたことはないと考えますが、5月も4月に劣らず、地震は多いように思えます。

といった感じで、「うーん」の意味をおわかり頂けるでしょうか。
「もっと良いこと書きたいよぉ」という感じなのです。

しかし、最後に一つ、良いことを残しておきました。
5月の下旬には、この前半期の良い意味でのポイントが巡ってきます。
世界的な不況は、ここをきっかけに変わっていくかも知れません。
また、良い意味での何らかの変化が起きることを、私はとても期待しています。

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人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。