福田内閣が倒れ、相撲協会に大麻の激震が走っている。
これらの現象が、太陽・土星の合、パラス、ジュノーのTスクエアの下で起きたことの意味を解読してみましょう。
じつはこの2008年の後半期(来年1月26日まで)、ジュノーは日本政府の状態を示す星の一つで、小惑星ながら、これが窮地に陥るとき、日本に何らかの変化が起きても不思議はなかったのです。
長期予測では、その辺の所まで踏み込んだ解読はできていませんでした。何度も言いますが、やはり未熟です。
ただジュノーに絞ってみていくと、今後、さらに取り巻くアスペクトは厳しいものへ変わっていきます。
10日告示、22日投開票というのが次なる総裁選のスケジュールですが、これはまさにジュノーの受難(政府と自民党の受難)そのものを具現化した戦いになると見ていいでしょう。
さらにジュノーは、10月末から11月初めにかけて、冥王星と合になります。
冥王星は破滅と再生の星ですから、おそらくこのアスペクトが強力に働く時期に、福田後の自民党政権に大きな変動が起きる(解散総選挙?)可能性があります。
じつはジュノーと冥王星の合の時期は、地震も要注意なのですが、それはまた別の機会に。ただ、その地震が政権に大きな影響を与えるかも知れません。
土星は他の惑星の力を制限したり抑圧したりする、試練と錬磨の星です。
また権威あるものの象徴でもあります。
相撲というスポーツを占星術で解読しようとするとき、土星がこれに該当します。
普通ならスポーツは火星の領域です。しかし、相撲のように長い伝統を誇るものになってくると、個人技能(火星)の領域を超え、社会性のあるもの(木星)へと発展し、さらにその中で権威(土星)として固まっていくようになります。
もちろん闘争的なスポーツである以上、火星の影響は免れませんが、とりわけ相撲協会という権威的な組織の体質は、限りなく土星に近いものとなっています。
一方、ジュノーは大地に生育する農作物や植物の象徴でもあり、大麻というのもここから読み取ることができます。
なにもかも占星術で読み解けるという態度は、正直なところ傲慢さに通じるかも知れませんが、それでもやはりホロスコープ・チャートに示されたことには、現実世界の何らかの影が投影されているように思えます。
谷中初音町様。
アドバイス、ありがとうございます。やってみます。