ここ数日、日本の大地は比較的平穏です。小規模な揺れはいくつかありますが、個人的には不気味な感じがします。
というのは、火星・冥王星のハード・アスペクト下のわりには……という気がするからです。
来るときには、予想以上に大きなものになる可能性も考えられます。
<今月後半のポイントは19日か>で述べたように、今日の夜から20日未明にかけて、きわめて厳しい星の配置が実現します。
その記事では、19日に絞った注意時刻を推定算出しましたが、今夜(18日の夕方以降)から一応、皆さんには注意して頂きたいと思います。
話題のブラジルの予言者、ジョセリーノ氏(予言を公正証書として登記することを行っている予知夢による予言者ですが、本当は事件が起きた後、報道などに基づいた事後登録ではないかという話が持ち上がっています)によれば、8月に東京をM6.5の地震が襲うという予言があるらしいのですが、もし8月中にかなりの被害を出す恐れのある地震が起きるとすれば、それはこの19日前後か、25日前後ではないかというのが、個人的な推定です。
どちらが怖いかと言えば、むろん19日の方です。
この8月に東京で地震があるかどうかということは、ジョセリーノ予言の試金石にもなろうかと思います。
私が占星術で未来予測を始めたのは、ある人から今年はどんな年になるかということを尋ねられたのがきっかけで、それはたしか昨年2007年の2月頃だったと記憶しております。古い記事を遡って下されば、そのときのことがおわかり頂けると思います。
そのときは冗談めかして「大予言」なんていう言葉を使ったような気もしますが、予測したことがかなりの割合で実現するのを目の当たりにし、逆に「予言」などという言葉は使えなくなりました。
予言というのは、もちろん「予め言う」ことでもあるのですが、本来は「預言」なのですね。
言葉を預かる。
誰から?
神からです。
もともとの意味は、古代イスラエルの歴代の預言者たちのように、その源は神にあったわけです。
神から言葉を預かるわけですから、それはいい加減なものであってはならないし、そもそも神聖なものです。
自分には「預言」「予言」などという言葉を使用する資格はないと考え、あくまでも「予測」としています。
それに神懸かりめいたものにはなりたくないという思いもありました。
占星術は現代科学ではまだ解明されないかも知れませんが、いつかきっと何らかの形で科学的に解き明かされるときが来ると信じています。
だからこそ、占星術を使った「予測」なのです。
ジョセリーノ予言に疑問を持つようになったのは、「週刊新潮」の記事もあるのですが、他にも二つほどおかしいなと思うことがあります。四川省地震や東北の二つの地震にしても、事件発生後に「予言していた」という話が持ち上がっているのです。
本当に事件を憂慮し、被害を最小限にしたいと思うのなら、事前の予言にしても別な手段があるように思えるのです。
ただ、私が間違っていて、本当にジョセリーノ氏は神から啓示された夢を見ているのかもしれません。
その点でも、東京で8月に地震がという事前に出されている予言と、9月に中国か日本の東海地方で大地震が起きるという予言が当たるかどうかということは重要です。
もしこの二つが外れるようなら、ジョセリーノ予言に関しては、私は今後、気にしないことにします。
もう一つの、おかしいなと思ったことについては、また別の機会に記事にします。
今夜から20日未明にかけて、もっともハードさが増す星の配置ですが、地震発生は日本とは限りません。もしかするとですが、中東とか、そのあたりかも知れません。
またその星は、大規模な暴動やテロ、戦乱などを示しているのかも知れません。
しかし、火星・冥王星のアスペクトが始まった頃からの流れを見ると、地震の可能性が高いように思います。
どうか皆さん、それぞれに注意なさって下さい。
同時に、地震が起きるとしてもそれが拡散されることを祈りましょう。
人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。