(2015年メディアミックス作品)11月13、14日に映画公開される原作&コミック | *音 楽 画 廊 2*

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Arikoのその日の気分で内容がかわります♪



2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(11月13、14日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



ジャンル:SF
 ハーモニー  【11月13日公開】

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)/早川書房

¥778
Amazon.co.jp

■内容紹介
21世紀後半、“大災禍”と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択した―それから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはずの少女の影を見る―『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。

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■原作の感想
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主人公の行動原理は世界のためではなく「個」の復讐。か… !?
Arikaアイコン(小)1
徹底した管理社会の行きつく先はユートピアではなく、ディストピア。 たしかに医療の発達により寿命こそ延びたが、社会的リソースという大義のもとに蔑ろにされる自由と個。 個のために社会があるのではなく、社会のために個を生かす時代。 そんな時代をうまく書いていると思う。 感想は文庫解説とほとんど代弁していて特に補足すべきことはないが「社会が重要な要素なのは確かだけど、個人と社会って比較可能なのか」っていう疑問は抱く。個人から社会へ単位が変わることががそんなに素晴らしいことなのだろうか・・・・読み終わってこう感じた。 マークアップ言語で綴られる意味はラストに来て意味の深さには感動。





■映画ストーリー
“大災禍”という地球規模の混乱からようやく抜け出し、その反省から世界中が極度の健康志向と平和を目指す超高度医療社会に転向。ぬるま湯につかったような社会に反抗する少女ミァハは、まやかしの世界に反旗を翻すチャンスを狙っていた。ある日、彼女は自身のカリスマ性に魅了されて集まった少女2人と共に自殺を図る。

★映画チェック★
『寫眞館』などのなかむらたかしと『鉄コン筋クリート』などのマイケル・アリアスが監督を務め、34歳で亡くなった伊藤計劃のSF小説を映画化した劇場版アニメーション。カオスのような世の中から高度な医療社会に切り替わった地球を舞台に、抵抗を試みた少女たちの戦いを活写する。『ベルセルク 黄金時代篇』シリーズなどを手掛けたSTUDIO4°Cがアニメーション制作を担当。生きている実感を持てない作り物の世界を震撼(しんかん)させる、魂の絶叫に衝撃を受ける。


■スタッフ
原作: 伊藤計劃
監督: なかむらたかし / マイケル・アリアス
主題歌: EGOIST
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年11月13日
上映時間:2時間0分
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:STUDIO4°C

■キャスト
霧慧トァン: 沢城みゆき
御冷ミァハ: 上田麗奈
零下堂キアン: 洲崎綾
オスカー・シュタウフェンベルク: 榊原良子
アサフ: 大塚明夫
エリヤ・ヴァシロフ: 三木眞一郎
冴紀ケイタ: チョー
霧慧ヌァザ: 森田順平





ジャンル:アクション/サスペンス
 デュラララ!!×2 転 外伝!? 第13.5話「お惚気チャカポコ」  【11月14日公開】

デュラララ!!×2 (電撃文庫)/成田 良悟

¥680
Amazon.co.jp

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■原作の感想
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人は哀しいし、だから人は美しいんじゃない…!?
Arikaアイコン(小)1
どんなに仲が良い関係でも、決して全てをさらけ出すワケではないし、仲が良いからこそ、隠している『何か』に気付いても知らない振りをしてあげる。『親しき仲にも礼儀あり』というやつですね。『目立たない保護色』の降臨に続き『血の赤』の覚醒、そして『反逆の黄』の胎動。ケーキを三つに分けるように池袋を割って見せた『黒い悪意』。何を打ち明けるべきか、何を黙っているべきか、そんな二択に悩むのは16才だけじゃないし、選択を誤るのも16才だけじゃない。10人近いキャラクターが右往左往しているのに混乱なくさくっと読める。ライトノベルらしく文章は落としてるけど構成力が高い。あとがきも面白い工夫だった。



■映画ストーリー
池袋を後にし、湖畔が望める森へ日帰り旅行に訪れた岸谷新羅とセルティ・ストゥルルソン。木々から差し込む光の中を馬車で進む二人の温和な雰囲気をさえぎるように、電話が鳴り響く。さらに彼らに予期せぬ出会いが訪れ……。

★映画チェック★
池袋を舞台に個性的なキャラクターによる群像劇を描き、テレビアニメシリーズも好評の成田良悟によるライトノベル第7巻の人気エピソードを映像化。テレビシリーズの第13話と第14話にあたるセルティ・ストゥルルソンと岸谷新羅のエピソードから、そこで起きるとある事件を映す。監督は、『デュラララ!!』シリーズや「BACCANO! バッカーノ!」などを手掛けた大森貴弘。セルティと新羅の穏やかな休日が一転する衝撃的な展開に注目。


■スタッフ
原作: 成田良悟
原作イラスト: ヤスダスズヒト
監督: 大森貴弘
脚本: 高木登
キャラクターデザイン: 岸田隆宏
総作画監督: 高田晃
アクション作監: 山田起生
美術設定: 藤瀬智康
プロップデザイン: 山崎絵里
色彩設計: 宮脇裕美
CGプロデューサー: 神林憲和
編集: 関一彦
撮影: 田村仁 / 川田哲矢
音楽: 吉森信
オープニングテーマ・エンディングテーマ: 豊永利行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年11月14日
上映時間:45分
アニメーション制作:朱夏
製作:池袋ダラーズ
配給:アニプレックス

■キャスト(声)
セルティ・ストゥルルソン: 沢城みゆき
岸谷新羅: 福山潤
折原臨也: 神谷浩史
平和島静雄: 小野大輔
平和島幽: 岸尾だいすけ
矢霧波江: 小林沙苗
トラウゴット・ガイセンデルファー: 諏訪部順一