結果に差が出る姿勢/治療家のための体づくり
の講習会にいってきた。
ゆる体操で有名な高岡先生の体軸理論をもとに、治療家自身の体の調整を自分自身で行い、それが同じ技術を用いても差が出ることの要因につながるといったことの内容だった。
確かに、ゆる体操で軸を持つと、余計な緊張が抜けて、患者さんの触る感触が変わってくる。より優しく、より深く入ることができる。
体軸とは、重心線とは違い、重力線とその延長線上に沿って形成された身体意識である。体軸には4本パターンの軸があり、一番良いをされているのは脛骨の真下で立つ3軸である。教科書上での耳垂ー肩峰などのラインを通る基本姿勢は2軸である。これら詳しいことは、高岡先生の本を見てください。
治療の効果は、セラピストの問題7~9割、技術・評価・患者による問題が3~1割で影響してくる。と言われている。
その中で、大部分を占めるセラピスト自身の問題について、具体的には体の使い方、考え方、体のコンデイョニングは、なかなか普段意識することはなかった。
自分の緊張が入りすぎて、反応がでなかったり、自分のコンディショニングが悪い時には反応が悪かったりするのは、臨床上感じていた。
どうしても、結果が出ないとこの手技や考え方がダメだと思いがちだが、実際はセラピスト自身の考え方、
体のコンディショニングが影響していることもあると思う。
最近は、毎朝コアステップ棒を使って、3軸を取るようにしている。最近、患者さんの反応も良い!嬉しい!!