◆顧客を次の顧客にするために | 営業改革コンサルトの活動日誌!

◆顧客を次の顧客にするために


アフターサービスに関する記事。



今日、MAZDA(マツダ)さんから電話がかかってきました。


電話し慣れている女性の声で、


「いつも、営業担当の○○がお世話になっております」と始まり、


「○○フェアのご案内が届いておりますでしょうか?」といった内容のトーク。


まず、流暢すぎる電話では駄目だという話しは電話のところで記事 にしてあります。


まさにそれだったわけです^^



たぶん外部にアウトソーシングしているんだろうな~・・・と思いながら聞いてましたが、


面倒なので途中で話をさえぎり、


「ところで、あなたは私がいつMAZDAで車を買ったか分かって電話をしていますか?」


もちろん電話の女性はそんなことを知る由も在りません^^




実は、まだ私が買ってから一年半くらいなんですよね。プレマシー気に入って乗ってますよ。


普通まだこれくらいで買い換えませんし、


もちろん新車販売のフェアにも行こうとしませんよね?


景品とかで釣ろうとしても、よほどの物でないと難しいですよね?




恐らく「減税措置」が終わるまでにしっかり売っておきたいという大本営的発想なのでしょう。


ひとりひとりの顧客に、きちんと向き合っていません。


そういう作戦やりたいなら、ダイレクトメールを送る程度で良いじゃないですか。


まあこれでフェアがあることは認識しましたが、


フェアに呼び込む確率を電話で少しでも高める → その中から買う人が出てくる・・・


そういう確率論的発想でしか顧客を捉えられていない のが透けて見えます。


せっかくの既存顧客に対し個別にアプローチをかけるなら、もっと真摯に。


MAZDAさんからみれば、


私なんかとは、浅い関係なんだな~


とつくづく感じさせられました。




たしかにこの電話がきっかけで車を買う人も出てくるでしょう。


それで販売台数が伸びれば作戦成功だと言うでしょう。


しかし、その背景で、フェアにさえ行かない人の中に、


私ほど明確な認識ではなくても、


この電話で、


なんとなく、MAZDAさんに対する親和度が


下がったという人も少なくないでしょう。


「車買うと、後から後からうるさいな~」とかってのもね^^


しかも、こういう影響は、ぼんくら経営者が大好きな、


「数字」では把握できません。




顧客を次の顧客にするために。


やるべきことがあります。できることがあります。


別に経費をそんなににかけなくても。