今回ご紹介する「デリリウム・ノクトルム」は、先回Part20の記事で取り上げた「デリリウム・トレメンス」の醸造10周年を記念して、1999年に発売された姉妹品です。
![$座布団亭主の色々ヲタヲタなブログ-2010041608490000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100416/08/zabutonteisyu924/61/33/j/t02200293_0480064010498373085.jpg?caw=800)
向かって右が今回ご紹介の「デリリウム・ノクトルム」。
向かって左が、「デリリウム・トレメンス」です。
参考記事:
・デリリウム・トレメンス:ピンクの象がトレードマークの震顫譫妄ビール~ベルギービールPart20
「ノクトルム(nocturnum)」とは、ラテン語で「夜」という意味だそうです。
先回の記事で記したように、「デリリウム(delirium)」とは「譫妄(せんもう)」という意味ですので、「デリリウム・ノクトルム」は直訳すると「夜の譫妄」という意味になります。
![$座布団亭主の色々ヲタヲタなブログ-2010050501430000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100505/01/zabutonteisyu924/39/6b/j/t02200293_0480064010526230993.jpg?caw=800)
「デリリウム・ノクトルム(DELIRIUM nocturnum)」
原材料は、麦芽、ホップ、糖類。
アルコール度数は8%以上9%未満。
330ml入りで、¥515(税込)でした。
「デリリウム・トレメンス」と同様、陶器風に塗装されたガラス瓶を使用しています。
![$座布団亭主の色々ヲタヲタなブログ-2010042403320000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100424/03/zabutonteisyu924/66/4e/j/t02200293_0480064010509060461.jpg?caw=800)
色は暗い赤茶色。その名の通り「夜」を想起させるような色です。
アワ立ちは良いタイプですが、アワ保ちはあまり良くはありません。
味は、程良い酸味とほのかな甘みをベースとし、苦みの少ないものです。最初の印象は、レッド・ビールやブラウン・エールと似ています。
口に含んでいる時には目立たない苦みは、飲み干した後に喉の奥でその存在を、ほどほどに主張してきます。
ボディはミディアムですが、味としてはそれほど深くはなく、ライトな感じです。
しかし、8~9%というアルコール度数通りのアルコール感が、しっかりボディブローを放ってきます。このビールも、多くのベルギービールがそうであるように、ワインのようにじっくり楽しむタイプでしょう。
姉妹品の「デリリウム・トレメンス」のようなフルーティ感はありません。「デリリウム・ノクトルム」には原材料としてハーブの類が記載されていなかったので、ハーブ使用の有無が、フルーティ感に影響していると思われます。
しかし、どうしたことか、呑み進めていくうちに喉ごしにフルーティ感を明確に感じるようになってきました。
これはもしかしたら、私の味覚がピンクの象の「夜の魔力」にかかってしまったためかも知れませんが・・・。
「デリリウム・ノクトルム」は、「デリリウム・トレメンス」と同様、知らぬうちに杯を重ねてしまう魅力を持った、とても美味しいビールです。
とはいえ、ピンクの象のお迎えが見えるようになったなら、それ以上呑むのは控えましょう。その先に待っているのは、間違いなく「夜の譫妄」であるからです。
注).この「ピンクの象」は、「ローズ・エレファント」という素敵なお名前が、本名だそうです。
![$座布団亭主の色々ヲタヲタなブログ-2010050501450000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100505/01/zabutonteisyu924/73/cc/j/t02200293_0480064010526233382.jpg?caw=800)
また逢ったね。うふふ![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
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向かって右が今回ご紹介の「デリリウム・ノクトルム」。
向かって左が、「デリリウム・トレメンス」です。
参考記事:
・デリリウム・トレメンス:ピンクの象がトレードマークの震顫譫妄ビール~ベルギービールPart20
「ノクトルム(nocturnum)」とは、ラテン語で「夜」という意味だそうです。
先回の記事で記したように、「デリリウム(delirium)」とは「譫妄(せんもう)」という意味ですので、「デリリウム・ノクトルム」は直訳すると「夜の譫妄」という意味になります。
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「デリリウム・ノクトルム(DELIRIUM nocturnum)」
原材料は、麦芽、ホップ、糖類。
アルコール度数は8%以上9%未満。
330ml入りで、¥515(税込)でした。
「デリリウム・トレメンス」と同様、陶器風に塗装されたガラス瓶を使用しています。
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色は暗い赤茶色。その名の通り「夜」を想起させるような色です。
アワ立ちは良いタイプですが、アワ保ちはあまり良くはありません。
味は、程良い酸味とほのかな甘みをベースとし、苦みの少ないものです。最初の印象は、レッド・ビールやブラウン・エールと似ています。
口に含んでいる時には目立たない苦みは、飲み干した後に喉の奥でその存在を、ほどほどに主張してきます。
ボディはミディアムですが、味としてはそれほど深くはなく、ライトな感じです。
しかし、8~9%というアルコール度数通りのアルコール感が、しっかりボディブローを放ってきます。このビールも、多くのベルギービールがそうであるように、ワインのようにじっくり楽しむタイプでしょう。
姉妹品の「デリリウム・トレメンス」のようなフルーティ感はありません。「デリリウム・ノクトルム」には原材料としてハーブの類が記載されていなかったので、ハーブ使用の有無が、フルーティ感に影響していると思われます。
しかし、どうしたことか、呑み進めていくうちに喉ごしにフルーティ感を明確に感じるようになってきました。
これはもしかしたら、私の味覚がピンクの象の「夜の魔力」にかかってしまったためかも知れませんが・・・。
「デリリウム・ノクトルム」は、「デリリウム・トレメンス」と同様、知らぬうちに杯を重ねてしまう魅力を持った、とても美味しいビールです。
とはいえ、ピンクの象のお迎えが見えるようになったなら、それ以上呑むのは控えましょう。その先に待っているのは、間違いなく「夜の譫妄」であるからです。
注).この「ピンクの象」は、「ローズ・エレファント」という素敵なお名前が、本名だそうです。
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また逢ったね。うふふ
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