青茶(岩茶)閩北青茶 | Kisara's eye

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お稽古好きの日常生活いろいろ。

2月の「サロン ド シャンティさん」 のおもてなし中国茶レッスン。

青茶(岩茶)について。
閩北青茶(みんぼくあおちゃ)

福建省武夷山が産地。
1999年に世界遺産に登録され保護されています。
仙人がすんでいるような山の水も少ない岩にはえているお茶。
必死に根をはって生きている、そんな力強いお茶です。




上巳の節句、中国神話の蟠桃会(ばんとうえ)のお話も伺いました。
3月3日(重三)、禊祓(みそぎはらえ)曲水の宴。
西王母は3千年に一度実を結ぶという不老長寿の仙桃の化身、桃の精とされています。
「桃」 桃の字は兆しのある木、けがれを祓うという木。
優子先生 のお宅の床が桃の木、今まで知らず・・・
はじめて知って、とても感激いたしました。



口の中にふわっとひろがる岩茶の香りを
岩韵(がんいん)といいます。


● 武威奇蘭水仙
   茶葉は細く、よい蘭の香り。


● 肉桂

   少し緑っぽい葉もあり、金木犀のような香り。

● 大紅袍
   茶葉は太いのもまじり、しっかりした味。



● 鉄羅漢
   大紅袍とともに四大岩茶とされています。
   とても力強い味です。



優子先生 が淹れてくださった鉄羅漢でおいしい点心をいただきました。




この蒸篭と白い蓋椀には・・・



桃まんじゅうとお粥でした。



お粥にはこちらのトッピングをのせていただきました。

岩茶とおいしい点心で身も心もポッカポカ。

あたたまりました。