大雨警報発令中 | ゆたか農園のブログ

ゆたか農園のブログ

新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

西尾市に大雨・洪水警報が発令されました。家の近くを流れる溝は水が溢れそうです。

ふだんは川底が見えるくらいの水量しかない溝です。でも、まだこれから夕方から夜にかけてが大雨のピークらしいです。だんだんと風も強くなってきましたし、畑の様子が心配です。周辺のブルーベリー園では今週末に開園というところもあり、私たちも今週末に開園しようかと思っていたのですが、この強い雨では実はパカパカ割れてしまうし、割れなくても味が水っぽくてぜんぜんおいしくありません。これから私たちにとって一番の稼ぎ時で、早く開園したいところですが、せっかく来ていただいたお客様をガッカリさせることだけはしたくありません。それに、いくら木材チップを厚く敷き詰めてあるとはいえ、畑はグチャグチャになっていると思います。やはり今週末の開園を見送って正解でした。自然相手だとこのように何があるか分かりませんので、私たちは早々から開園日を決めて予約受付をしていません。今年もブルーベリーの木や天気と相談しながら「明日から営業をはじめます」となります。ご不便をおかけしますが、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

畑が心配ですが、これでは外に出られませんので今日は久しぶりのお休みです。というわけで朝からテレビを観ながらパソコンの中を整理していたら昔の写真が出てきました。

2009年2月に私たちが最初にお借りした畑を開墾している時の様子です。植わっていた柿の木を切り倒すのにホームセンターでチェンソーを買いましたけど、あとは本当にクワとスコップだけでやっているのが分かります。今はブルーベリーの「第1畑」と呼び、ラビットアイ系の木が200本植わっています。

 

こちらの写真もなかなか衝撃的です。現在のブルーベリー「第3畑」をお借りした時の様子です。

ここもまたクワとスコップだけで開墾しました。当時はこのような状態であってもようやく畑を借りることができた、そして早くブルーベリーを植え付けて新規就農の手続きをしたいと我武者羅でした。体力面でも収入面でもなかなか大変な日々でしたが、この状態から人力のみでブルーベリー園に変えた経験があるからこそ、今やっている草むしりや草刈りが屁みたいなものだと感じられます。

 

5日前に採蜜し、濾過し続けたハチミツがこれだけ溜まりました。

養蜂担当の妻いわく、今回のハチミツは色も濃いとのことです。測ったら2.3kgありました。順調に行けばこの秋にまた採蜜できると思います。来年は、この春に分蜂した巣箱からも搾りたいですね。