ブログ、なかなか更新できなくてすみませんでした。
今年後半はおかげさまで忙しくさせてもらってます。

先週完パケしたアルバムでは全10曲を作曲・編曲しました。レコーディング、編集、ミックス、マスタリングまで自分で全部やったアルバムは久々です。
去年夏からアーティスト(声優&シンガー)と少しずつレコーディングしてきた成果で、新曲だけどベスト盤みたいな自信作です。これは売れて欲しいなあ(^_^;)。


その間に、友人・知人アーティストのレコーディング、ミックス、マスタリングをやりました。
クラシック界のビリー・ジョエル(?)、古賀久士君、男性2人組R&Bユニット、Weather、そしてHAMMERプロデュースのAeLL.など。
AeLL.の曲はメンバーの篠崎愛さん主演の『パンツの穴』の主題歌に決まったそうです(^_^)。

HAMMERの個性がとても良く出ているキャッチーで元気づけられる曲なので、これもぜひ売れてほしいです。映画がヒットすれば自然にヒットするかな(^_^)。
ついでにAeLL.の曲調そのままなSometime Diveも…(そろそろ正体、見せたほうがいいんじゃない?)。

『パンツの穴』の予告編はこちら
ちょっとエッチな内容だけど、何だか懐かしくて微笑ましいです。
高校生くらいの男子だと仲間内で誰が最初に童貞捨てるか、なんてドキドキワクワクして当たり前。
早く捨てたヤツは「大人の階段昇った男」みたいな尊敬の目で見られたりします(笑)。
でも、ホントに大切なのは「いつ」じゃなくて「誰と」なんだけどね。
予告編見て「青春やなあ」「21年前の菊池桃子ちゃんは可愛かったなあ」とか思い出しました(^_^)。



話はコロっと変わりますが、Vocaloid(ボーカロイド)のアルバムも年内に出ます。
ニコニコ動画を見てる方にはボーカロイドなんて常識ですが、世間一般では「初音ミク」の名前も聞いたことない人もいます。これほど情報格差の大きい歌手(?)も珍しい。
簡単に説明すると、Windowsコンピューターに音符と歌詞を打ち込めば、そのまま歌ってくれるというソフトです。元は人間(たいてい声優さん)なのですが、普通に打ち込むといわゆるロボ声みたいな感じになります。

Vocaloidの最初のシリーズが出た時は、「こんなの誰が使うんだ?」みたいに思ってましたが、version2になって「初音ミク」が発売されてから印象がガラリと変わりました。あの声とあのキャラクターの奇跡的なマッチング…。

ちょうどその頃、某サイト運営する会社から初音ミクの音楽プロデュースの仕事を依頼され、Mac一筋だった自分がそのためにWindowsを買いました(笑)。使ってみるとわかりますが、簡単な割にはエディット次第で色々できてかなり面白い。
最初にミクを使ったのは2年前。自分のオリジナルではなく後輩ミュージシャン・KeNちゃんの「LOL」というテクノ・ポップ曲でしたが、ニコニコ動画でいきなり大ヒット。動画が素晴らしいこともあって1位になってしまいました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8033594

ソニーDVDやセガのゲームにも使われたものの、音源としてはずっとリリースしてませんでした。
そんなこともあって「CD出しましょう!」という話が盛り上がり、夏くらいから少しずつミク用の新曲も作ってました(^_^;)。
昨日のニコニコ動画・生放送でKeNちゃんと作詞のエンドケイプさんが2時間出演し、新曲のプロモーションをやりました。かなりの勢いで盛り上がってます(^_^)。

このへんまではボーカロイドの光の部分。

長くなってきたので、本題はまた明日書きますが、僕がリミックスした「LOL」のボサノバ・バージョンを先ほどアップしたので、「機械にボサノバなんて歌えるか!?」なんて思う方はぜひご覧下さい。
歌詞も動画もカラフルで素敵です。

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