RB6ギヤボックス周りの組み方part2 | ゆーすけのブログ

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今回は前回の続きで、ギヤボックス周りの補足説明について書いていこうと思います!

前回組み上がったデフを準備します。
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ギヤボックスの形式としては、土などの低グリップでは4ギア、人工芝やグリップの高い場所なら3ギヤを使用しています。
(駆動形式はミッドシップです。3ギヤを用いる場合はアンプの設定でモーターの回転を逆方向にしています)

4ギアの方が、トラクションの掛かり方がスムーズなイメージで、低グリップでも安心して加速させる事が出来ます。

対して3ギヤは、トラクションの掛かり方がピーキーなので、人工芝やグリップが高い場合に強いトラクションを発生させる事が出来ます。

4ギアを使用する場合は、ドライブギヤの一つをアルミ製に替えています。
4ギアの場合はギヤに負担が多く掛かるので、ドライブギヤの破損が起こりがちです。
ここを一つアルミ製にする事で耐久性を確実に上げる事ができます。
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VVCアルミドライブギヤ(UMW718)

また、ここでの注意はギヤの位置です。
写真の位置にアルミドライブギヤを装着する様にしてください。
樹脂と金属が交互になる様にするのがポイントです。

ギヤの噛み合いに使用しているグリスは、前回紹介したKYOSHO製ボールデフグリスを使用しています。


次に、モータープレートの取り付けについてご紹介します。

モータープレートを固定する際に、ネジを強く締め過ぎるとギヤボックスが潰れて駆動が重くなってしまう事があります。

なので、必ずモータープレート部分にロックタイトを使用して、強く締めすぎず、ネジの面がモータープレート面と一致する程度にして下さい。

ダメな例❌
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締めすぎです。ネジが飛び出ています。

良い例⭕️
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ネジの面とモータープレートの面が一致しています。

最後にスリッパーについて。

細かい事ですが、スリッパーパッドの新品はあまり使いません。
中古で使ったものをカッターで削り、面を出して使用しています。
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注意するのはカッターの面を使ってうまくテカっている部分を削る事です。
傷をつけない様にするのがポイントですが、かなり経験が必要ですね。

もちろん新品でも適正な締め具合ならばしっかり走ります!

また、次も細かいですが、スパーギヤは毎回同じ向きで使用しています。
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僕の場合、数字が見える方を必ずオモテ面にしています。

ナットの締め具合は、大体面と同じからスタートします。
スリッパー調整は車に取り付けてから細かく行います。

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これでギヤボックスは完成です!!

車に取り付けてからは、ボールデフとスリッパーの滑り具合を調整します。

ボールデフもスリッパーも滑りすぎず、また締めすぎない様な調整が必要です。


次は走行前の細かい調整の仕方について説明していきます!


では~😎✨