夫婦の関係性はずっと同じではありません | 円満離婚カウンセラーゆらこのわかりやすい離婚の話

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こんにちは。円満離婚カウンセラー・行政書士のゆらこです。


結婚してから何年か経つと、昔と比べて、「夫は変わった」「妻は変わった」と思うことがあるのではないでしょうか?

自分にとって良いように相手が変わればいいのですが、そうでないことも多いと思います。


夫婦の問題で悩んでいる方の中には、相手が変わってしまったことに納得がいかないという人も少なくありません。

そう言ってる本人もやっぱり変わってしまっているのですが、本人は気付いてないこともあります。


人間はずっと同じではなく、月日が経てば変わるものです。

時間の経過とともに、だんだん自分も年老いていきますし、周りの環境も変わっていきます。

社会における自分の責任みたいなものも、年齢とともに変わっていきます。


結婚してからの人生、特に人生の後半戦は、変化の連続です。

子どもができる、親が亡くなる、それ以外にも大きな病気や事故などが発生することもあります。

会社勤めをしている人なら、会社における自分のポジションなども変わるでしょう。


それまでと同じ自分では、こうした変化に対応できないのが普通。

だから、その時々で自分自身が変わっていかなければなりません。

時間が経っても全く変わらないということは、自分自身が成長していないということでもあります。

目の前の現実を受け入れながら生きていくためには、頑なに同じところにいるのではなく、自分自身が柔軟に変化していくことも必要なのです。


たいていの人は、何十年も一緒にいるという前提で結婚して夫婦になるはず。

ですから、結婚するときには、夫婦でいる間には自分も相手も変わるのだということを、しっかり認識しておいてほしいと思います。


結婚するときには、たいていは相手が大好きな状態ですから、「今のまま変わらないで」と思ってしまうものです。

けれど、相手も、自分も、今のまま変わらないことはありません。

夫婦の関係性も、結婚したときからずっと同じではなく、その時々で変わるのが普通なんです。


夫婦は変わらないことが良いのではありません。

お互いがどんなふうに変わってもうまくやっていけるかどうかが大切。

もちろん、お互いがどんなふうに変わるかはわかりませんから、うまくやっていく方法はその時々で考える必要があるのです。