前回からの続きです⇒夜中の破水
そして入院。
朝3時、初めての「ぐりぐり」(笑)
もう、シャワー浴びていない羞恥心はそうそうに捨てました。
(この先、まだ捨てられるほど羞恥心が残っていたみたいですが!)
夫には一旦帰ってもらい、病室のベッドに入り、
お産にそなえて寝なくちゃ、と
興奮を持て余しつつ目を閉じてじっとしていました。
このときはまだ、このまま順調にお産が進行して、
午後には息子に会えるものと思っていました。
そして、朝4時ごろ陣痛が始まります。
最初は、ん?ちょっといたいな、くらい。
お、きたな、
あまり寝れなかったけど、来てくれてよかった。
それにしても髪の毛べとべと、洗いたいな~ってまだ余裕。
朝7時ごろ、
六人部屋を独り占めしていた部屋に、
朝ごはんが運ばれてきました。
破水しているので、動くのが正直億劫。
(今思えば、羊水もれるのを気にせずに動いていればよかった)
でも力をつけないと、と
確かに来る陣痛の波に合わせて、
ご飯を食べました。
(このときはまだ、ご飯の写真を撮る余裕があり)
破水をすると、母子の感染症を防ぐために
24時間以内に出産させたい、というのが病院の方針。
そこで、午前中は点滴で促進剤を打ちました。
わたしも、がんばらなくちゃ、と覚悟をしました。
ここからもう、時間が経過する記憶があまりない(笑)
波が来ているときは、必死に深呼吸をして、
自分の気持ちを落ち着けようとしていました。
いつのまにかお昼ご飯が来たけど、
一口食べてはいきみ逃し。
つい声が出てしまうほど、つらい。
いつのまにか部屋にはもう一人、
陣痛が始まっている妊婦さんが増えていました。
旦那さんも一緒のようです。
もういい加減一人じゃ辛いよ~と思ったとき、
いつの間にか夕方だったと思います。
夫が病室のベッドまで来ていました。
会社から早退してきてくれたらしい。
嬉しかった。助かった!と思った。
実感としては、
まだ産まれるまで時間がかかりそうだったけど、
早く産んで会わせてあげたい。
でも、子宮口はなかなか開かず。
ここで、破水してから14時間ほど経過。
残り10時間で産まれるのか~
続きます。
⇒⑤36時間目の正直