相変わらずなイタリア郵便局 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



雲ひとつない


ひんやりとした空気の

雲ひとつない空の

向こう側は

薄らとしている。


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久しぶりに郵便局へ行ってきた。


さほど人が居ないのに

前に進んでいかないのは、

一人一人にやけに時間がかかり

いつものことだけど

窓口は半分しか機能していない。


やったらデカい声のシニョーラは

その口を閉めること知らず、

それを上手くかわしている局員には

功労賞を与えたくなる。


一般市民を相手にする仕事は

大変だなぁと

そんな様子を見ながら思う。


ようやくシニョーラが退いたかと思いきや

今度は、

別のシニョーレ。


シニョーレの取った番号は

小荷物の発送や受け取り専用なのだけど、

無理くり、振込みをしようとしている。


局員がやんわりと、

「ここは、荷物専用の窓口なんですけど…」

と言うけれど、

「あぁ」と言いながらも、

決して譲ろうとしない。


それでも笑顔で対応する局員。


本当にご苦労様で、

そうして

私の順番がやってこない。


こんな時、

いつも頭で呟くのだ。


「ここはイタリア、ここはイタリア。」


辛抱だけは

強くなりそうな気がする。


⬇︎今日もありがとう!



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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。