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ソンクラーンのお祭り騒ぎを終えたバンコクは、酷暑から一転して雲行きが怪しくなり、突然の嵐に襲われました。



この日の夕方、私はサンセットを狙って、BANYAN TREE BANGKOKの52階にあるLattitude Lounge & Barへ。
家を出た17時半の時点では、青空にオレンジ色の夕日が今にも沈みそうな、いい感じの雰囲気を醸し出していたのにも関わらず、高速エレベーターに乗って52階に到着してみると、東の空から灰色の大きな雨雲がこちらに押し寄せて、見る見るうちに青色の部分を黒に染めていきました。













バンヤンツリーバンコクは何度か訪れたことはあったけれど、ここの52階のバーは初めて。
お店の真ん中にバンヤンツリーの大きな木が立っていて、それを囲むようにテーブルがあり、テラス側はバンコク市内を一望できる、最高のロケーション。
カクテルの種類も豊富で、だけど63階のバーほど気張っていなくてカジュアルな雰囲気。
何より混雑していないからゆっくりできるのがいい。
穴場的バーを見つけちゃったかも?



ところが、天気はさらに悪くなる一方で、強風と豪雨が私達を吹き付け、終いにはテーブルや椅子が飛んで行く始末。
こんな状況でさすがに優雅に景色を楽しむわけにもいかず、泣く泣く避難しました。
次回こそは最高の夕日を望みたいものです。






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そしてまたある日の夜、バンヤンツリーの人気No.1展望レストランといえば、ここ、63階のVertigoとMoon barへ。
バンコクに来たら必ずここへ行きたい!という声を、過去に何度も女友達から受けて来ました。
(映画「HANG OVERⅡ」にも登場したLebua Hotelの天空レストランも同じくらい人気だけど。)



日本には今のところ、こういうレストランってどこを探してもないんじゃないかな?
そもそも63階にバーを作っちゃうって発想がタイならでは。
(案の定、お客さんのほとんどは外国人のような気がする?)

夜は都会のネオンがキラキラ輝く宝石箱のよう。
空の上でお酒を飲んでいるような、そんな夢心地に浸れます。



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実際、私自身も毎回ここへ来る度に、この空間、この絶景に大きな感動を受けています。
と同時に、女の子達の夢を叶えてあげたような、満足感?に浸っているわけです。
初めてのかなみちゃんと真澄ちゃんもテンション上がりまくりでした。

ちなみに、ここはドレスコードが厳しく、ダメージジーンズ、ハーフパンツ、サンダルは基本NGなのでご注意。
この日私はデニムのショートパンツを履いていたため、入口で止められて、下半身に茶色のサロンを巻かれて入場しました。
オシャレなバーでちょっと格好悪い思いをしたくない人は気をつけて。



調べてみたら、Vertigoって、“目眩(めまい)”って意味だそう。
まるで目眩のするような、このスペシャルな空間で、とっておきの夜を過ごしてみては?