オシロイバナで遊べる子は | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

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素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!


近所の川沿いに、オシロイバナが咲いてます。

オシロイバナは、夕方咲く花。


               (画像: wikipedia オシロイバナ より


私が勤めていた保育園には、

園庭の周りにオシロイバナがありました。

オシロイバナで遊ぶのは、

夕方からの延長保育にかかる子たちの特権。

花を摘んだり、

花束にしたり、

松葉で繋いだり。

砂場のままごとに飾ったり。

もちろん色水遊びも。


保育士になったばかりの頃は、

オシロイバナの特性を知らず、

「延長保育の子たちは、オシロイバナが好きだなー」

なんて、呑気に思っていました。


日が暮れて、

友達がだんだん少なくなっていく延長保育は、

本当はちょっと寂しい。

だから、

夕方から

「ねぇ、今日も色水作ろう!」

って駆け出して行けるのは、

長い時間を保育園で過ごすあの子たちの特権だし、

夕方から咲く花、

朝にはしぼんでしまう花が保育園にあるのも、

いいものなんだよなーってね。


夕暮れ、アトリエからの帰り道、

ふと思い出したりして。