侑士 チョ~SS ① | 肝っ玉かあちゃんのひとり言

肝っ玉かあちゃんのひとり言

妄想の世界に逝っちゃってるヤツの戯言

数分前まで夕日に照らされていたこの道も、今は暗い夜へと染まる。


楽しかった1日はあっという間に終わってしまって、

さっきまで笑顔でいっぱだったトモの顔も、今は寂しそうに伏せられている。



もっと一緒にいたい。

まだ別れたくない。



そんな声が聞こえてきそうなトモの態度に、俺は顔をほころばせた。



あまり素直に気持ちを口にすることのないトモ。

まぁただたんに恥ずかしがってるだけなんやろうけど・・・。


だからこうやって態度で示してくれるのは嬉しかったりする。



家の前まで着き、繋いでいた手をそっと解いた。



「ほな、また明日な。」

「・・・・うん。」



何か言いたげなトモに背中を向ける。



『俺かてもっと一緒にいたい。お前を帰したない。』



そう言うのは簡単やけど、今日はトモに・・・・トモから求めて欲しい。



熱い視線を背に受けながらも振り返りはせず、

今来た道をゆっくりと戻る。



はよ・・・・

はよ引止めに来い。


トモが一言まだ俺とおりたいて言うてくれたら、俺は今夜トモを離しはせんやろう。



後もう少しで曲がり角。


やっぱあかんか・・・・・そう思った時、
小さな足音が近づいてきて、次の瞬間背中に小さな衝撃。



腹の辺りに巻きついてきた手。

背に感じる柔らかな温もり。



振り返らんでもわかるトモの気配に、喜びと幸せが溢れ出す・・・・・。




「遅いんじゃボケェ・・・・。」




俺は背中にいたトモを胸の中へと掻き抱いた。






後ろから抱きついてきた君


           

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侑士お誕生日おめでとう!!


書くつもりなかったんですけど、もっちゃんがクソ忙しい年末にある

私の誕生日にプレゼントをくれるらしいので

前払い?前お礼?みたいな感じです。ww



ネタが思い浮かばなかったんで、初めてお題サイトさんでお題を頂いてきました。




お題サイトさんはBLUE TEARS 様です。