モダンなオペラ登場☆モンプリュ | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



















ンプリュさんで秋に登場するマロンスイーツと言えば、
私も月に2、3回はリピートしてしまう
レンジが爽やかに香るモンブラン が定番ですが・・・
今年は、マロンの新作が2品も登場しました~(*^^*)♪


   


   
こちらはSAVVY(サヴィ)さんという雑誌が
創刊25周年を記念して、関西のパティスリーさんに、
メモリアルスイーツをお願いする企画の第一弾として考えられた
期間限定のおねだりスイーツなんです。

SAVVYさん、おめでとうございま~す☆
25周年もの長きに渡って、私達読者を楽しませてくださっているんですね♪
私も読者歴は、20年ぐらいになるかなぁ・・・
スイーツも、素敵な小物使いで、まるでモデルさんのように
スタイリッシュに撮影される、とってもお洒落な雰囲気の雑誌なんですよ。 































●オペラ・バスティーユ



   
林シェフのSAVVYさんに対するイメージは “お洒落で上質”
そこでパリのバスティーユ広場にある、ガラスとミラーグラスの
モダンな新オペラ座をイメージして、このお菓子が生まれたんだそう。
林シェフ曰く、この企画を聞いた瞬間に、ピピッツ!って瞬間的に浮かんだんですって。

オペラは、パリのダロワイヨがオペラ座をイメージして作ったお菓子で
なんと、1954年からのスペシャリテなんだそう。
フランスでは、高さは3cm以内と決められているのですが、
コーヒーとショコラが何層にも重ねられるので、
3cm以内に収めるのはいかにも難しそうですよね・・・。

そんなクラッシクなオペラのモダンバージョンは・・・

 

  


    
マロンとカシスを組み合わせて。
こちらもフランスでは定番の組み合わせです。

ビスキュイジョコンド、カシスのガナッシュ、ビスキュイ、マロンクリーム、
ビスキュイ、マロンクリームにショコラを重ねた7層構造。

TOPのお店のロゴが転写されたショコラのプレート・・・
モンプリュさんではこういうデコレーションは珍しいんですが、
クラシックでいてモダンな雰囲気の字体が、このお菓子にピッタリですね。

フランスと日本のマロンペーストを合わせたバタークリームは、
下層にはマロンを裏ごした粒がコロコロと見え隠れし、
食感のアクセントになっています♪
上層はこのようなフォルムにしぼることで、エアリーで
お口の中でほろっと崩れ落ちるテクスチャーを表現。
ピシッとハードなショコラとのコントラストを演出されたかったそう。
このギザギザの断面が、新感覚のオペラのポイントになっているんですね!

マロンクリームには、シャープで爽やかなオレンが香りたつソミュールが、
ビスキュイには、渋みをたたえた酸味のクレームドカシスがアンビベされていて
両者がふうわりとフルーティーな香りの余韻を残しながら、
全層が渾然一体となって、お口の中で軽やかにとろけていきます・・・

オペラというお菓子から想像するよりも、
ずっとフェミニンでエレガントな雰囲気の風味と口溶け・・・
上品で甘く馨しい残り香が、エレガント感をより印象深いものにしています。

愛らしいパステルピンクのルリジューズが、マリー・アントワネットのイメージなら、
このオペラ・バスティーユは、ポンパドゥール夫人のイメージかなぁ。
(私の中では、彼女は高貴なパープルのドレスを纏ったイメージがあるので・・・)
実はとってもアントワネット好きなので、今度他の登場人物もイメージして
作ってもらいたくなっちゃいました^^;

    
   


モンプリュさんのマロンクリームは、モンブランもこのオペラも、
ベースのフランス産マロンに、和栗がちょっと合わされているからかしら・・・
ほわっとお口の中でほどけていく、とってもやさしい口溶け感が魅力なんです。
フランス産マロンのお菓子は甘すぎて苦手・・・という方にも
一度是非この感覚を味わっていただきたいなぁ(*^^*)♡

さて、もう一品のマロン新作は・・・

  
  
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店名:patisserie mont plus (パティスリー・モンプリュ)
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通3丁目1番17号
電話番号: 078 - 321 - 1048
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 火曜日