「メットガラ ドレスをまとった美術館」あまりにも美しい衣装は生活品では無く美術品に変貌していく。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「メットガラ ドレスをまとった美術館」を観てきました。

 

ドキュメンタリーなので簡単な内容を。

ファッション界最大級のイベント「メットガラ」を追ったドキュメンタリー。米ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンター主催により、ニューヨークのメトロポリンタン美術館(MET)で毎年開催される「メットガラ」。1946年にスタートし、一流メゾンによるオートクチュールの数々、豪華セレブリティたちが集うガラパーティは、ファッション界のアカデミー賞と称されている。2015年のメットガラ開催に向けて8カ月にわたる準備、そしてガラ当日の模様を、アナ・ウィンター、企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンの2人を中心に追っていく。

というものです。

 

 

ドキュメンタリー映画なので、直ぐに感想に行きますね。

 

 

とにかく美しくて、衣服は芸術では無いと思っていた人々が考えを改めたという事が良く解りました。本当に美しくて、ため息しか出ないんです。

 

 

ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年開催されるメットガラ。メゾンによるオートクチュールを着こなしたセレブたちが集うパーティー。美術品として美術館に保管してあるような衣装をまとって、レッドカーペットを歩く美女たちは、動く美術品であり、その映像は、もう、なんていうか、美しいという言葉しか出ないんです。いつも思うんだけど、ステキなドレスを着てみたいと思うんだけど、そのドレスは、身に着けている人に似合うように作られている訳だから、同じものを私が着ても、きっと美しくなることは無いんだろうなって。だから、自分を磨かなければ美しいドレスを着ることは出来ないんでしょうね。

 

 

そう思うと、あの舞台に立っている人々とドレスは、どちらも努力を重ねて、沢山の才能をつぎ込んだからこそ、美しく見えるんだろうということが解ってくるんです。ただ、表面だけを着飾っても、何も芸術品なんかにならないんですよ。そんなことを思いながら観ていたら、超感動しちゃいまして、美しいものを見たっていう気持ちで、涙がじんわり湧いて来てしまいました。

 

 

この年のメットガラの演出を担当したのはウォン・カーウァイ監督で、彼の映画に使われている、美しい衣装も展示されていたのですが、彼の映画も、色々な場所で上映されていました。今、日本でも、メットガラの公開記念で、ウォン・カーウァイ監督の映画をBunkamuraル・シネマで上映しているようです。DVDなどをレンタルして、衣装を中心に観てみても面白いのでは。大きな花柄のチャイナドレスなど、女性の美しさを引き出す映像がたくさんあります。

 

 

この映画、これからデザイン系の仕事をしたいと思っている方は、ぜひぜひ観るべき作品だと思いますよ。美術館のキュレイターとウォーグ誌のアナ・ウィンターが、どうやって美を選んでいくのかの過程が見れるので、とっても為になると思います。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。これは美しいです。物語を楽しむとかではないけど、美しいものが観れるというのは、気持ちが高揚するし、頭の中のイメージが良い方に動きますよね。上手く行っていない事も、何となく上手く行きそうな気がしてくる。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

メットガラ ドレスをまとった美術館|映画情報のぴあ映画生活

 

 

 

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