【イタリア映画祭】「最後のキス」 結婚適齢期の男女は、結構、デンジャラス! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

イタリア映画祭の12作目、最後の作品は、「最後のキス」を、観ました。


ストーリーは、

カルロ・マルコ・パオロ・アドリアーノ、アルベルトの5人は、幼い頃からの友人同士。カルロは恋人のジュリアの妊娠が判ったが結婚するつもりは無い。マルコは結婚目前だ。パオロは昔の彼女が忘れられずストーカー状態。アドリアーノは妻と6ヶ月の息子から逃げ出したいと感じている。アルベルトは、どんどん女性を変えて楽しみながら、パオロとアドリアーノと一緒に旅に出ることを夢見ていた。ジュリアの母は、ジュリアの妊娠をきっかけに、自分の老いを感じ、平凡な生活に疑問を感じ始める。

という、お話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後の4

この話は、「もう一度キスを」の10年前の話です。実際に、2001年製作の作品で、「もう一度キスを」は、2010年製作です。出演者も、10年年を取っているという事です。但し、主要の5人の男性は同じですが、女性陣が変わったようですね。でも、すごいです。


カルロは、ジュリアが妊娠しているのに、女子高生と不倫するんですよ~!!もー、許せないでしょ!!女性が一番不安定な精神状態になるときなのに、どうしてそんなことするんだよっ!信じられんっ!!よく、安定期に入るまでは出来ないから、夫が欲求不満になるとは聞いたことがありますが、この映画の中では、そんな風には見えなかったけどね。もー、女子高生と聞くだけで、下半身がムクムクしちゃう男性、大人なんだから、少しは節度を持ってよね~!!(笑)このカルロは、”節度”という文字が辞書に無いようでした。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後の3

アドリアーノは、産まれたばかりの子どもに手を焼いています。というか、奥さんに手を焼いているのかな。この奥さん、子供を一生懸命育てるのは良いけど、慣れていない夫に”役立たず”とか言ってしまうんです。夫が、何事も初めてで、どうしたら良いかわからずに、奥さんと子供の周りでウロウロしてしまうのは当たり前です。もちろん、子供の夜泣きとかでイライラするのは解るけど、夫を責めるのは違うでしょ。辛いときは、周りの人に助けを求めて、夫に当り散らすのは止めてくださいね。夫も同じように不安なんですから。結局、この夫婦は、離婚危機です。

他の3人は、それぞれ、やりたい事やってるんだけど、パオロは、この作品の時点で、ちょっとイッちゃってる役でした。クスリ漬けではなかったけど、情緒不安定ではあるようでした。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後の1

男性と女性の考え方の違いが良く表現されている作品だと思います。だから、男性が観るのと、女性が観るのとでは、感想が違うんでしょうね。だって、浮気するのが当たり前って思っている男性と、私がいるのにどうして他の女と浮気するの?って思う女性と、どう考えてもかみ合わないでしょ。(笑)


この男性と女性の考え方の違いは、永遠のテーマですね。女性って、自分は浮気してても、相手が浮気するとムカつくんだよねー。男性もそうなの?ま、自分が好きな人が、他の人と抱き合っていると思ったら、やっぱりイヤだし、嫉妬するだろうなぁ。それは仕方ないですよね。それでも浮気が無くならないのは、隣の芝生は青く見えるって事だろうなぁ。どれでも同じなんだけどね~。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後の2

この映画、「もう一度キスを」にも書いたんだけど、「最後のキス」と「もう一度キスを」を同時上映して貰えたら嬉しいなぁ。面白いと思うよね。人物たちも成長しているし、監督の撮り方も、微妙に違ってきていて、現代的になっているところが、面白いです。比べてみると楽しいですよ。カメ



ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後の5


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