「レポゼッション・メン」 国が破産すると、企業支配が進むのかなぁ。恐い・・・。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、「レポゼッション・メン」のブロガー試写会に行ってきました。ヘッドフォン


ストーリーは、

人工臓器により長寿が可能になった近未来、高額ローンの返済が滞るとレポ・メンと呼ばれる臓器回収人が強制的に人工臓器を取り立てていた。レミー(ジュード・ロウ)は腕利きのレポ・メンとして恐れられていたが、ある事故によって人工心臓を埋め込まれてしまう。多額の借金を背負い追われる身になった彼は、謎の女性債務者ベス(アリシー・ブラガ)と出会う。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-レポ2

私の大好物なSF映画です。始まってすぐに、現代から20年後のこの時代は、国(アメリカや日本など)が破産して、経済崩壊した世界という説明が出て、その世界では、”ユニオン”という会社が人工臓器の販売を始めて、利益をむさぼっているというんです。そのユニオンに雇われて、ローン支払い出来ない人から、現物回収(臓器回収)してくるという仕事をしてるのがジュード・ロウ演じるレミーです。国が破産した世界って、本当に、日本の未来、ちょっと先に見えているような状況ですよね。既にそこで、おおっと思ってしまう映画です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-レポ3

そういう世界って、お金持ちの企業がやりたい放題になるみたいで、酷いんですよ。だって、臓器を回収するんだから、相手は、ほとんど死にますよね。それが合法とされちゃうんだもん。でも、一応、建前は”死なさないで、回収するだけ。救急車は呼んであげる。”って言うんですよ~!凄いでしょ。


で、話は、すごい展開を見せるんですが、それは言えないんだなぁ。だって、観る前に、ネタバレしないように記事書いてくださいねって言われちゃったの。(^_^;) でもね、SF読んでいる人ならば、この展開は、”あー、この展開ね。”って最後は、納得してもらえると思います。 ちゃんと、ラストに全てを手に入れます。それは、誰が手に入れるのか、何が全てなのか、そして”何が幸せなのか。”という事です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-レポ1

ワクワクしてきたでしょ。でも、SF好きな方は、ワクワクドキドキして、この展開を楽しめると思うんですけど、静かな感動とか、明るいアクションとかを望む方には、このシニカルな展開の作品は、どうかなぁ。最後に”しあわせだよね~。”って冷笑出来るような人には、お奨めだと思います。とても大人の映画だと思いました。


そうそう、ジュード・ロウ。キレイな顔してるんだけど、今回、タフな回収人の役だから、身体がムキムキなんですよ。あのキレイで小さな顔が、ムキムキの身体とバランスが悪いんです~。でね、気になったのが、左の耳の上ら辺に、10円ハゲらしきものが出来てるの。シエナと揉めて、出来ちゃったのかしら~。心配です。相棒のフォレストは、とっても上手いですね。いい味出していました。

私は、SF好きだし、シニカルな内容は好きなので、”イイネェ・・・。ふっふっふっ・・・。”って笑える作品は、お奨めしたい。でも、こういう作品は、人を選ぶので、誰しもが面白いと思うかどうかは、保障出来ません。

あと、臓器を回収ということなので、残酷に見えるシーンがあります。子供さんには、見せたくないかな。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-レポ4

最後に、少しだけ言うと、そんなに臓器が欲しい人が多いなら、クローン作って、臓器を分ければいいじゃん。心臓はこの人、肝臓はこの人とか。こんな人工臓器が作れるなら、可能でしょ。まったく。(笑)カメ

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