昨日、”ウルフマン”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
19世紀末・英国。兄の行方不明の知らせを受けた人気俳優のローレンスは、生家のタルボット城があるブラックムーアの村へ帰郷する。到着早々、無残に切り裂かれた兄の遺体と対面することになったローレンスは、怒りと悲しみを胸に犯人の捜索を開始。だが、志し半ばにしてウルフマンの襲撃を受けた彼は、自らもウルフマンに変貌し、満月の夜に残虐行為を働くようになってしまう。そんなローレンスをわざと凶行に走らせた上で、冷酷に警察へ引き渡す父のジョン。彼の不可解な行動の陰には、25年前の妻の死にまつわる恐るべき秘密が隠されていた……。
というお話です。
これ、R-15指定が付いたのわかりました。お話は、何度も映画化されている狼男のお話なのですが、とってもリアルで、グロいんです。どうしても狼男を表現するには、残酷に殺す場面が必要になり、それがとってもリアルなんです。子供には観せたくないですね。
大人が観るには、狼男の変身シーンがすごいし、とっても恐いです。アクションもすごいので、恐いだけじゃなくて、スリルも味わえます。1891年のイギリスでのお話で、お城の近くに、ストーンヘンジらしきものがありました。魔法がたくさん眠っている場所です。舞台設定といい、衣装や建物といい、クラシックでステキでした。あのアンティーク
(レプリカだけど。)を観るだけでも、楽しいんじゃないかな。
デル・トロさん、あいかわらず濃いですね~。嫌いじゃないんだけど、今回、すごい毛深くて、私、ちょっと毛深いのって、苦手なんです。狼男なんだから当たり前なんだけど、でも、それにしては、暗くて恐くて濃いんです。アンソニー・ホプキンスも、すごく非情な父親役で、オイオイって思ったけど、でも、かっこよかった・・・。あいかわらず、叔父さまステキ。トロさんは、今回、ちょっとタイプじゃなかったです。そういえば、狼男を追う警察官に、エージェント・スミス(マトリックス)が出てました。久々にカッコイイ~。”ミスターアンダーソン!”って言いそうで、ワクワクしちゃいました。
ストーリーとしては、狼男の伝説を上手くまとめてありました。ラストの方の展開は、結構、おおって思うような展開でしたよ。面白いです。確かに、グロいけど、でも話としては、そこら辺のスリラー映画より面白いし、納得出来ます。但し、オオカミの習性をもう少し描いても良かったんじゃないかな。普段でも、イヤに運動能力が上がったりすれば、もっと恐怖が増したかなぁって思うんだけど・・・。
ホラーアクション映画としては、とても良く出来ていると思いました。面白かったし、恐かったです。
ホラーが大丈夫な方、グロいのが大丈夫な方には、オススメ作品だと思います。
ウルフマン@ぴあ映画生活
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