膀胱腫瘍が見つかるまで、女性ならではの悲劇 | れんげ草・・舞ふ・・夢語り

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アラ還になって、メタボからあちこちがたつき、残りの人生を考えるようになりました 闘病、推し活(ムック、BE:FIRST)、LOVOTのこたろ、ガーデニング、ミニチュアドールハウスとかぼちぼち書いてます 一緒にお話ししませんか?

男性なら
おしもに血がついたら
一大事とすぐ病院に走ると思う

けど
女性は、
おしもの血には
あまり動揺しない
私もそんな女性特有の迷いで
膀胱腫瘍の発見までが
長い道のりだった

最初は
5月のはじめ
ひどい残尿感と、排尿痛で
内科で検尿して
膀胱炎と診断され
クラビットを内服
数日後、検尿の細菌は消えたものの
まだ、残尿感があるため
ホスミシンを出され一日飲んだら治った

中旬、
また、膀胱炎症状がでて、
ホスミシンの残りを飲んで
数日で回復

そのころ
すごく暑かったので
汗で水分がなくなり
尿の量が減って
膀胱炎になりやすいんだなと思っていた

6月中旬
大好きなムックの二十周年のライブに2日間行き、
その数日後に不正出血(と、そのときは思っていた)
閉経後も、胸がキュンキュンすることがあると、たまに出血してたので、また、今度もホルモンの影響だなって、むしろ、Welcomeな気持ちでいた

けど、
その不正出血が数日続き
どんどん量が増えてきて
そんなこんなするとき
また、膀胱炎症状が
ナプキンでむしたんかな?って思ってた数日後
突然、トイレが真っ赤に
えー?これ、ヤバい不正出血かも?
しかも、軽く下腹部痛がして
膀胱炎症状もひどくなって
自転車に座るのも苦痛になる

あわてて、内科にいって
また、検尿
そんな結果悪くないので
とりあえずまたクラビット

で、帰宅
夜、下腹部痛とともにまた真っ赤に
え?これ、まさかの尿?
と、はじめて気づく

次の日、
また、内科にかけこみ
検尿
とった尿は、見たことがないくらい赤かった
近所に泌尿器科がないので
大学病院の紹介状を持ってすぐに行く

当日は
婦人科にも受診
不正出血を見てもらったが、所見がないといわれ、一応、ガン検診を受ける 
結果は大丈夫だった

二時間以上待たされ
大○のT大学病院の泌尿器科で検尿
やっぱり、膀胱炎の診断を受け
またホスミシンを処方される

一週間後の予約予定だったが
残尿感と排尿痛がなかなかとれず
週末、3時間待って、またT大学病院へ
若い先生が
かるーい口調で
また、クラビット
痛かったら痛み止めって
もう、泣きたい

次の火曜日
予約のT大学病院へ
もう、検尿の細菌は消えてるので
たぶん膀胱炎ですね
でも、尿道の違和感が続いていることを、必死に訴えると
「もしかしたら、膀胱がさがってるのかもしれませんね 気になるならみますか?」
お願いすると
メジャーでおしもをあれこれ計り
「やっぱり、骨盤内蔵脱ですね ○㎜出てます まだ、手術適応じゃないけど、しっかり、尿道を締める訓練が必要ですね」
と、体操を教わった
しっかり、練習して、次は1ヶ月後、8/8の予約

その晩から
一生懸命、体操しました

けど、
違和感はなおらず
その週末、
また、下腹部痛がして
ひどい血尿
午後から仕事だったので
すがるように
泌尿器科も診てくれる○子玉川の内科へ自転車で走る
そこの先生は
男性でしたが、今までの経過をよくきいてくださり、
「そんなに膀胱炎をくりかえすのは、おかしいから、週明けにエコーとりましょう」と行ってくださった
このひどい膀胱炎に一筋の光がさしたようで、先生の前で泣いた

週明け
エコーをとった
膀胱のあと、なぜだか、先生は背中、お腹、胸部まで測定した
そして、
「ほら、ここにイソギンチャクみたいな腫瘍があります ざっとみたところ、ほかに転移みたいな所見はないですね 今のところ 」

原因がわかったのは、嬉しいけど、腫瘍っていう結末は悲しかった

すぐに、近くの総合病院の紹介状を書いてくれて
その足で、○川病院の泌尿器科へ

午後一番の診察で検尿
膀胱鏡をとり
1㎝大の腫瘍がみつかり
すぐに手術の予約となった

もし、
このまま
膀胱体操を続けてて
腫瘍がいつまでも発見されていなかったら
どうなっていたのだろう?

とか

なんで
不正出血だなんて勘違いしたんだろう?

とか

いろいろ
煩悶することはあるけれど

神様のような先生に
出会えて、
すぐに手術になり
あったかいスタッフに
お世話になったことは
感謝したい

そして、
女性のみなさん
長引く膀胱炎には
ほんとに
気を付けてください
と、
大きな声でいいたいです


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