「レーダーから消えた」恐怖の記憶は消えないけれど命の尊さを感じることはできた | 星と暮らしを愉しむ星詠みアーティスト友香の日記

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「生きるのがちょっと楽になる暮らしの中の魔法時間」
前回の投稿から思い立ってブログのタイトルと投稿内容を少し変えてみました。




1985年8月12日。
日本航空123便墜落事故が起きましたね。


あれから38年。
毎年遺族による慰霊登山が行われています。



日本の航空史上最悪の墜落事故とのことで、毎年この時期ニュースで取り上げられているので、おそらく知らない人はいないでしょう。


この日羽田から大阪に向かう途中で起きた事故ですが、実はこの2便前に私の両親が乗っていました!!


当時私は13歳の中学1年生。
4つ下の弟と留守番をしていました。


今思えば子供2人を置いて両親は旅行に出かけたのです。


高校生と中学生ならともかく、中学生と小学生ってまだ置いて旅行に出るにはまだ早い気がしますよね。


両親(というか母)は教育熱心ではあったけれど、基本楽天的で放任主義で革新的な考え方をする人でした(月星座が水瓶座だったのでまさしく!)。私がたぶん(?)しっかりしていたので、もう中学生だし家のことを任せられると思ったのかもしれません。


両親が帰ってくる日、たまたまラジオを聞いていたら「大阪に向かう日航機がレーダーから消えた」と速報が入り、「もしかしたら両親が乗っている飛行機かも」と心臓が飛び出しそうになるほどバクバクした記憶があります。


無事に帰って来た両親。聞くと墜落した飛行機の1便前に乗る予定をもう1便前にしたそうで、直感の鋭い母らしい決断だなーと思ったものです。


毎年ニュースを目にすると思い出す当時の記憶。
そもそもこの事故はなぜ起きたのか?宇宙的なメッセージを受け取ってみたいと思います。


「日航ジャンボ機墜落事故の宇宙的メッセージ」
あくまで私が感じ取っただけなので、実際のところはわかりません。読み流して頂ければ幸いです。


高層ビルが次々と建ち、飛行機は世界を飛び回り、電化製品など身の回りのあらゆるものが常に進化し、私たちの暮らしはどんどん便利になっていく高度成長期。


この事故は「人間が作ったものによって人間が犠牲になることもある」ということを多くの人に伝えるために起きたことのようです。


人間が作るものはどんなに素晴らしいものに見えても完璧ではない。完璧ではないからこそ過信しないで欲しいというメッセージが含まれていたようです。


乗員乗客はこの事故で亡くなることを選んだ勇敢な魂。特に有名な歌手の坂本九が乗っていたことで、「あの坂本九が!!」と私たちがリアルに感じることができました。


「選ばれた被害者」「選ばれた遺族」とも言えますし、本人たちが「立候補した」とも言えるのですが、全員生きているうちはその記憶はないわけで、相当な悲しみを経験したことでしょう。


多くの犠牲があり、毎年お盆になるとニュースで報道されることによって、繰り返し「人間が作るものはどんなに素晴らしいものに見えても完璧ではない。完璧ではないからこそ過信しないで欲しい」というメッセージを伝えることができます。


私たちはいつ死んでもおかしくない。年を取って死ぬとは限らない。事故なのか病気なのか老衰なのかもわからない。でもいつ頃どのように死ぬかはある程度決めて来ていると聞きます。


この事故は「死」への理解や考察が深まるような出来事とも言えるでしょう。


私は両親が「もしかしたら墜落した飛行機に乗っていたかも」と思う恐怖を経験したことで、いまだに飛行機への怖さが残っています。夫は国内外への出張が多く、飛行機に乗ることも多いため、毎回祈るように帰宅を待っています。


冷静に考えれば飛行機の事故率は他の乗り物よりも低いのですが、子供の頃に体験したことはなかなか忘れられないものです。


私がこの経験をした意味を聞いてみると、「命の尊さを感じるため」だったそうです。母は私が27の時に亡くなっていますし、祖父母も早くに亡くなっています。「命の尊さ」を感じる必要があったのかもしれません。


今感じたのですが、私は「生きる力」「生きようとする力」が人よりも弱かったそうですが、理由は「この世界への絶望」が根底にあるからのようです。(少し前に「魂の性質占い」でも出ていた!)


「この世界への絶望」は確かにずっとある気がします。「なぜ争いがあるのだろう」「なぜ病や飢えがあるのだろう?」「なぜ人は人を欺くのだろう」「なぜ苦しみがあるのだろう?」etc.


絶望が根底にあるからこそ希望を見つけようと生きていると感じます。
スピリチュアルへの興味も「この世界への絶望」があるからだろうなと思います。


でなければ20代の頃からスピリチュアルな本を読み漁ることはなかったでしょう。


今日もお読みくださりありがとうございました。


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