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グシャ！！
再びの兄 八十神たちの嫌がらせによって、
オオナムジはまた命を落とした。
母「うぼあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！」
また嘆き悲しんだのは、母 サシクニワカ姫だった。
最愛の息子の命を諦めきれない母は、
再び息子オオナムジの亡き骸を抱いて、高天原に向かわ･・･なかった。
何と母 サシクニワカ姫は、次は根性でオオナムジをよみがえらせたのだ。
･･･。
･･････。
･････････。
････････････。
マジか･･･。
母の執念と根性によって、
次はあっという間に生き返ったオオナムジに母は必至の形相で語りかけた。
母「いいかい？オオナムジ。
あなたはこのままここにいると、兄神たちに殺される。
何回も、何回も殺される。
だって、あなた学ばないも･･･ゴホンッ！ゴホンッ！！
紀国（現在の和歌山県）にオオヤビコノカミ様がいます。あのお方を頼りなさい！」
母の必死の形相と言葉に、
さすがにオオナムジもようやく自身の身の危険を感じ、すぐに紀国に向かった。
八十神「待て、ぐぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」
オオナムジの何がそんなに気に食わないのか…
すぐ後には再び、兄神たちの魔の手が迫り来ていた･･･。
※この素敵なイラストは『描いて覚える古事記』さんのブログからお借りしています☆ぜひこちらもご覧ください♪
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