荒川祐二で~すウインクキラキラ

スサノオで~すグッキラキラ

 

 

 

 

 

 

今日、僕らは仕事の合間に大宮八幡宮に来ていた。



あ「あ、やっぱりここの手水舎も【洗心】って書いてるね」


ス「ちゃんと『穢れ』と『祓い』を意識して、手水やで」

あ「あいよ!」

 ※『穢れと祓い』の話はこちら☆

 

 





手水を終えて、境内へ。

 

 

ペコリ、ペコリ、パンパン、ペコリ(二礼二拍手一礼)

 

 

 

 

 

あ「さてと・・・行きましょか」

 

・・・と思ったその矢先・・・

 

 

 






あ「アンパンマン・・・」


ス「アンパンマンやな・・・」

 

 

 

 

 

 

・・・まぁそれはいいとして・・・

 

 

 

 

 

 



あ「こっちには天満宮もあるのね」

 

ス「せやな」

 

あ「行ってみましょか。別に受験とかもないけど」

 

 

 

 

 

そう思って近付いて行くと、そこには熱心にお参りするメガネをかけた中学生ぐらいの男の子。

あ「合格祈願かな?」

 


ス「時期的にはちょっと早いけどな。熱心なもんや」

 


あ「何とかしてあげてよ」

 



ス「俺、本来学問の神様ちゃうけどやな」

 



あ「そこを何とか」

 

 


ス「まぁ『合格祈願』を謳って俺を祀ってる所もあるけどやな。京都の八坂とか。何とかしよか

 




あ「OK。

ということで、彼はこれで合格の道へまっしぐら。カルカンのキャットフードは猫まっしぐら」

 

 

 


 




ス「それは出来ん」






あ「猫まっしぐらが?猫嫌い?」




ス「カルカンの方じゃなくて、合格まっしぐらの方」




あ「なぜ?」




 

 

 

 




ス「その話をする前に、本当の意味での『神の助け』ってもんを知らなあかん」

  


あ「本当の意味の神の助け?」

 

 

 

 










ス「前『お悩み相談室』でもあったやん?商売が上手くいきませんって時の話」

 

あ「はいな」

 

 

 




 

ス「そん時にも言ったけど、『神の力でポンッと』っていうのはないねん。


いや、やろうと思ったら出来るで?

でも、それをしたらあかんねん」

※その時の話はこちら☆

 



あ「目の前の結果を手にするよりも、それを通して成長してほしいから?やったっけ?


じゃあ、結局見守るだけで何もしてくれないってことかい?


『経過を注視しときます』って、君らは超円高を傍観し続けた日銀の白川元総裁か

 

 




 

ス「日銀の白川元総裁とか分かりにくいこと言うな、どアホ(笑)


まぁ、待て待て。で、そん時に言ったやん。


『ただ俺たち神々は人間のことが大好きやから、必ず何らかの道が拓ける縁やきっかけを運びたいと思ってる』って」

 

 

あ「うむ。確かに言った」

 

 

 





 

ス「それはどういうことか。



人間が願いを持つ。

それに対して、俺たち神々に祈る。

例えば『○○大学、○○高校に合格したい』とかな。



そうしたら俺達が出来る助けというのは、『縁を繋ぐ』ことやねん。

 


縁を繋ぐっていうのも、新しいものを産みだすっていう意味で、『産霊(ムスヒ)』やからな

 




あ「お、『産霊』。神々にとって一番尊い行為ね。


で、それがどういうこと?

まだ意味わかんないっす

※『産霊(ムスヒ)』の話についてはこちら☆

 

 

 






ス「『〇〇大学、○○高校に合格したい』、



それを俺たち神々が受け取る。

そして、実際に彼がその夢に向かって動き出す。その時に俺達が出来ること、



それは・・・

 

あ「それは・・・?」

 

 






 

 

ス「例えばその子が塾や学校に行った時に、



本当に親身になって指導してくれる先生との出会いをその場に用意したり、



その志望校の情報を持った人や先輩との出会いを作ってあげることやねん」

 

あ「ほう」

 

 







 

ス「昔から『ご縁を繋ぐのは神さまの仕事』って言われるねん。



人生の転機を振り返ってみて、

『あの時、なぜあのタイミングであの人に出会えたんだろう?』っていうのがあれば、



それは俺たち神々が思いを受けて繋いだご縁や」

 


あ「あるね。僕で言えば、20歳の時にやってたゴミ拾いを止めようと思った次の日に、『半ケツのホームレス』が現れて手伝ってくれて今があるもんね」

 

 

 

 





ス「そういうこと、そういうこと。



受験に限らず、

商売でもそう、

人間関係でもそう、

人生でもそう。



それに会った出会いをプロデュースするのが、俺たち神々の本当の助け。


プロデュース、格好ええやん俺。

プロデューサーやな。

プロデューサー『TK』ならぬ『SM』と呼んでくれ。『SM(スサノオノ ミコト)』やで。

『TK(テツヤ コムロ)』とか今の子知らんか。

 



それはそれとして、


ちなみに『神々の助け』は、あともう一つあるけど。今日のブログは長くなるけど聞く?

 


あ「なぁに?」

 

 

 

 



 


ス「聞いたことない?ウルトラマンの産みの親の話」

 


あ「ウルトラマン?アンパンマンじゃなくて?」

 



ス「ウルトラマンの産みの親、円谷英二。『特撮の神』とも言われている」

 

あ「ふむ」

 

 

 

 




 

ス「しかし『特撮の神』でも、どうしても爆発や噴火の時の噴煙が上手に表現できなかった。


朝も昼も夜も考えに、考えても良い案が思い浮かばない。


そんな円谷英二は、夕飯で出された味噌汁を出した時に突如叫んだ」

 



あ「?」

 



ス「『これだ!!』って」

 


あ「どれだ?」

 




ス「味噌汁を箸でかき混ぜた時に現れる、沈殿した味噌の流れ。それが噴煙に見えてん」

 




あ「マジ(笑)」

 

 

 


 


 

ス「そしてその発想をもとに、

着色した黒い水を水槽に上から流して、


逆さから撮影すると噴煙に見えるっていう技法を編み出した」

 





あ「それすげぇな。

って、それが神の助け?


それは円谷さんが凄いのじゃないのかい?

 





ス「確かにそうやねん。



でも、

その時、

その場所、

そのタイミング、

気付くシチュエーションはすべて『縁』で成り立っている。




それをするのが俺たち神々の役割なんやでと、少しだけでも知ってくれたら有難い」

 

 

 

 



 



ス「誰しもが山登りをしていて汗だくになった時に、突然爽やかな風が吹いてきて助かったって経験はあると思う。


そういうちょっとした支えや、あの時、あのタイミングで助けられた、救われたっていうことも少なからずあると思う。

 

それは『偶然』という言葉で片付けることも出来るんやけど、


そこに俺たち神々の思いが、少しだけでも入ってると思ってくれたら、


日々に感謝と尊敬の気持ちを持って、



たくさんの人に愛されて、支えられる人生に変わるんじゃないかな?

 


そういう人生を俺たち神々は、君ら人間に歩いて行ってほしい。


そのためのサポートを俺たちはする

 







あ「やばい、ちょっとウルっと来るじゃねぇか」

 

 

 

 



 

ス「でもな、最後にオチがあんねん」

 


あ「何だい?落語家スサノオ師匠」

 


ス「円谷英二はカトリック教徒やってん(笑)」

 


あ「(笑)」

 





ス「まぁ人によってはお節介に感じるかもせーへんけど、俺たち神々は誰がどの神さまを信仰していても支えるよ(笑)


宗教上の関係で嫌がられへん程度に(笑)

 



俺たちは一生懸命、何かに向かって努力している人が大好きやから。

 



逆に、『俺たちに祈ってたら、何もせんでも大丈夫』って依存する人は困るけど(笑)合格祈願だけして勉強せんとかな(笑)

 


でも、きっと彼も大丈夫。ほれ、彼の書いた絵馬見てみ

 

 

 


 




そこには、

 









『志望校合格に向けて、しっかり頑張りますので、どうか見守ってください』と書かれた絵馬が掛かっていた。


ス「こういうお願いのされ方が、俺たち神々は一番動くよね」

※プライバシー保護のため絵馬は裏面でウインク

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