愛情

結婚という過ちを犯してから早６年。

嫁はいまだに「私のこと好き？」と聞いてくる。

ここで「どーでもいい(；´∀｀)　」などという
言葉を放つと、嫁の顔は夜叉に変身する（汗）

今朝だってそう。

会社に遅刻しないよう、急いで家を飛び出そうとすると……。

カズマ「おい、俺の携帯取ってくれよ！早くしないと遅刻しそうなんだ」

嫁「( ﾟДﾟ)……。

あのさぁ、私はあなたの家政婦でもなんでもないんだけど」

なんで、携帯取ってくれって頼むのが家政婦扱いなんだよ（汗）

嫁「家族の中で一番早く起きて、ごはん作ったり娘の幼稚園の用意している
こっちの身にもなってよ」

カズマ「なってよ言われても(-ω-；)　」

嫁「忙しくてイライラしてるときに、あなたから携帯取ってこいって
ぶっきらぼうに頼まれごとされてるわけでしょ。
そんなの家政婦以外の何者でもないじゃない。

人に物を頼むときは、

もっと愛情込めなさいよ！」

愛情足りないみたいだよ＞俺(;´Д｀)ﾉ

嫁「私さぁ、最近思うことがあるの」

カズマ「何をだよ？」

嫁「私のこと嫌いでしょ( ﾟДﾟ)　」

カズマ「また、極端な話だなおい（汗）」

嫁「結婚する前は、好きだよって言葉をいつも言ってくれてたじゃない」

カズマ「そっ、そうだっけ？（鬼汗）」

嫁「そうよ！朝起きてから、夜眠るまで５回は言ってくれてたわ」

カズマ「そんなに言ってたのか？」

俺はあの頃、宇宙人にでも脳を支配されてたのだろうか？(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

嫁「それがいまじゃ、私が催促しないと好きって言ってくれないじゃない！」

カズマ「(；´Д｀)ｳｳｯ… 」

６年経って、脳が正常に機能し始めたからじゃないのかなぁ（汗）

新婚当初ならまだしも、俺らは結婚６年目。

好きで好きでたまらない。

お前がいないとダメだ！っていう好きが続くわけがない。

結婚６年目で、毎日「お前が好きだよ」なんて言葉をかけれるわけがないのだ('A`)

嫁「私はイヤなの！いつだって私のこと、好きで好きでたまらないって
言ってくれる人じゃないとイヤなの！」

カズマ「そんなヤツいねぇ～よ(；´∀｀)　」

嫁「あーもう、朝から気分が悪い！」

カズマ「なぁ、俺の携帯早く取ってくれよ（汗）」

嫁「いくらくれるの？( ﾟДﾟ)　」

カズマ「いくらくれるの(ﾟ∀ﾟ；)……」

嫁「あなたがその気なら、こっちにだって考えがあるわよ。
家政婦になってあげるから、その分お金を請求させてもらうわ！」

嫁の家政婦宣言ｷﾀ━━ヽ('∀`；)ﾉ━━!!

怒りメーターがＭＡＸまで貯まった嫁が、俺の携帯など見向きもせずに
リビングへと消えていく……。

携帯を取ってくれって頼むことさえも、俺にとっては高くて険しいハードルなのだ（涙）

夕方、朝の重い空気を吹き飛ばすべく、いつも以上に元気よく挨拶！

カズマ「ただいまぁぁぁ(ﾟ∀ﾟ)　」

わしゃ、元気な小学生か＿|￣|○

シーン……。

俺の元気とは裏腹に、嫁は相変わらずの無反応。

嫁の怒りは全然治まってないようだ。

ここで嫁に刺激を与えるより、まどかと一緒にお風呂にでも
入った方が懸命な処置だろう。

嫁を横目でチラリと見ながら、お絵描きしている娘に声をかける。

カズマ「まどか♪パパと一緒にお風呂入ろうか？」

まどか「まどかね、ママとお風呂入ったよ」

カズマ「お風呂入ったって、まだ７時前だぞ（汗）」

仕事から早く帰った時は、まどかと一緒にお風呂に入る。

これは父親としての至福の時間。

そんな幸せな時間も嫁がアッサリ瞬殺（涙）

俺の至福の時間を奪い去るという地味な反撃を慣行してるようだ。

仕方ない、一人で寂しくお風呂に入るか。

お風呂λ....

ぬぁぁぁ(;´Д｀)ﾉ お風呂の水が抜かれてる（汗）

裸のままでお風呂場を飛び出し、嫁のいるリビングへと怒りの猛抗議！

カズマ「おい、なんで風呂の水が抜かれてんだよ！」

嫁「何で？って、あのお風呂は私とまどかが入るために
自分でいれたの！　自　分　で　！　( ﾟДﾟ)
お風呂に入りたいなら、自分で入れればいいじゃない！
ねぇ、まどか♪」

娘「幼稚園の先生が、自分のことは自分でやりなさいって言ってたよ♪」

自立だワッショイヽ('∀`；)ﾉ

ここで怒ったところで、嫁は反論してくるだろう。

何より、俺は裸んぼう。

いくら暖かい毎日が続いているとはいえ、このままでは風邪を引いてしまう。

とりあえずシャワーを浴びてくることに。

お風呂λ....

お風呂から上がり、今日のご飯は何かと嫁に聞いてみる。

嫁「晩御飯？自分で作れば？」

カズマ「('A`)……」

また自立かよ……。

一人暮らしが長かったとはいえ、毎日ほかほか弁当か外食で過ごしてきた俺が、
作れる料理といえば卵チャーハンくらい（汗）

しかも、冷蔵庫に卵がないとくれば、俺の晩御飯は具無しチャーハンで確定してしまう。

嫁「作ってあげようか？いまなら先着３名様まで特別料金の５００円でＯＫよ( ´∀`)/　」

カズマ「ぬぁぁぁぁ(;´Д｀)ﾉ 　」

せめて３００円でお願いします（涙）

うちの嫁はとにかくしつこい。

いつのまにか仲直り。

そんな甘い考えは一切通用しない。

いつのまにか法案が成立する日本の政治とはわけが違うのだ。

カズマ「すまん、俺が悪かった＿|￣|○　
今後は初心を忘れず、愛情を絶やさぬよう精進いたします」

嫁「どうかなぁ？男って口ばっかりで、その場をごまかすことしか考えてないから」

カズマ「いや、そんなことはないから（汗）」

嫁「本当なの？」

カズマ「本当であります！(＞Д＜；)ゝ”!!」

嫁「声が小さい( ﾟДﾟ)　」

カズマ「大好きでありますヽ('∀`；)ﾉ　」

嫁「もっと腹の底から( ﾟДﾟ)　」

カズマ「ぬぁぁぁぁぁ(;´Д｀)ﾉ 　」

わしゃ、応援団の新入部員かよ＿|￣|○

嫁が期待する愛情レベルは、銀河系レベルの無限大（涙）

みなさんの家庭では、結婚当初と変わらない愛情が存在しますか？

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