貴志祐介 | ゆうちゃんママのひとりごと

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結構ママ読んでるんです。

いつも本を貸し借りしているお友達がいて、彼女が好きなんですな。
というか、彼女のお兄さんが多分貴志祐介の大ファンなんだと思う。
いつもハードカバーで読んでるもの。

最近も新作の「ダークゾーン」を読んだばかりだわ。

ダークゾーンは推理小説って感じではないのでとりあえず置いておいて。


ママは推理小説ってそんなに読まないので、他の推理小説との比較は全く出来ないのだけど、貴志祐介の書く小説は読み応えがあると思う。基本的にオタクなんだと思うのだけど、まず知識がものすごい豊富。その筋の専門家に言わせたらどうなのかは分からないけれど、素人の私にとっては「へぇぇぇ、そうなんだ~~。」と感心するばかりだったかな。伏線の張り方も良かったし、トリックが結構高度で(ママレベルでね)、謎が解けた時に「なるほど、すごいな。」って思える気がする。

もう全然ストーリー覚えていないけれど、「黒い家」はなんかすごくインパクトがあった記憶があるな。ストーリー覚えてないんじゃ意味ないんだけど・・・。

あと、「新世界へ」も面白かった。
「新世界へ」はファンタジーに分類されてるのかな。
戦争と荒廃を繰り返して滅亡した地球に生き残った人類が新たな文明を築いているのだけど、平和に見えて実は歪んだ分明なのさ。結構気持ち悪くてどろどろしていて、かな~りダークなんだけどね。

人間は結局自分勝手な生き物なのだな、同じ事を繰り返していくのだなということを痛感させられる作品だなと感じたのだけど。

「ダークゾーン」はちょいとママにはめんどくさすぎて(将棋をもとにしたサバイバルゲームの話なの)、飛ばし読みしちゃったけど、人間の自分勝手さや悲哀みたいなものを描く点ではやっぱり共通しているよね。

たいてい事件や問題が解決してもすっきりしない思いが残って、色々と考えさせられることが多いのかな。「人間って哀しい生き物だね。」って思う。で、その悲哀にどう向き合って、どう生きて行ったらいいのかってことを考えさせられたかな。


つかっ!

ニノちゃんの「青の炎」って貴志祐介だったのか!(今頃)
ごめんなさい、見よう見ようと思いながら見てないので良く分かんないんだけどね。

大野さんがやるっていう「鍵のかかった部屋」は防犯コンサルタントの榎本のシリーズだよね。
表は防犯コンサルタントで裏の顔が泥棒だったんだっけ、榎本って。
どの本を読んだのか忘れちゃったのだけど(またもや・・・)、どれかは読んでる。
貴志祐介はストーリー展開に意識がいって、キャラクターについてはあんまり記憶に残っていないのだけど、榎本は覚えているな。

大野さんが榎本のイメージに合うかっていったら、
正直全然想像がつかない。

嵐を全然知らない榎本ファンが聞いたら、「まじかよ、全然イメージちげーよっ!」って多分思うと思う。で、大野さんがうまいことやれるかどうかも正直よく分かんない。

でも。

ママ的には貴志祐介原作で良かったなぁと思うかな。

大野さんをどう料理してくれるかとかじゃなくて、作品をどう扱ってくれるかにかかっていると思う。

毒舌で申し訳ないけど、謎ディはトリックがどうもいまいちで、謎が解けても「なるほど~!」とうならせてくれるモノがなくてだめだった。さとさんの「もう誘拐なんてしない」もそうね。娯楽作品としては面白いのかもしれないけれど、ミステリー作品としてはどうもな。

うん、楽しみになってきた。
「鍵のかかった部屋」は多分読んでいないような気がするので(いや、よく分からんけど・・・)、この作品自体がどうなのかはよく分からないけれど、貴志祐介の作品自体は信頼出来ると思う。

これが東野圭吾だったらもうちょっと不安だったかも。
東野圭吾も友達に良く借りるんだけどね。
面白いんだよ、テンポもいいし、疾走感があって文句なく面白い。
でもどうもテレビ向けというか・・・ママの脳みそをうならせてくれる感じではないのね。

ああぁぁ、もぉ、どんだけ上から目線なんだ。
推理小説のなんたるかも知らないくせに。
いいたいこと言ってごめんなさいね~~。

さぁ、作品は文句ないよっ!
貴志祐介のファンは多分ものすごく厳しい目を持っているよっ!
こりゃ全身全霊をかけて頑張らんとね。

頑張れ智~!
正念場だぜ~!