枇杷の葉温灸②-実践編- | ☆★Whole Food Life★☆

枇杷の葉温灸②-実践編-

前記事の続きです。

枇杷の葉温灸はプロから直接習いたいと思っていたので、
金子やさんの奥様の師匠をご紹介いただき、先週土曜日に大阪へ習いに行ってきました。


順序はこんな感じです。



腰痛もちの夫の体で実践です。

肩こりもあるので、こんにゃく湿布を肩に置いてスタートです。

まずは足の裏からじっくり温めていきます。
※ガンの方は特にここが冷えているので、表面だけではなく芯までしっかり温めます。

足の指、かかと、くるぶし周りは念入りに。

足の裏は「第二の心臓」と言われるところ、
ここをしっかり温めるだけで8割症状が軽減されるそうです。


(写真は長男がもぐさを持って実践しているところ)


足裏が終わったら、足首から膝の方へ向かってリンパに沿って温めていきます。

そして腰→背中→肩→肩甲骨を温めます。

慢性病や重い病気がある人は肝臓や腎臓、脾臓が弱っているので
これらの臓器の手当てが欠かせません。
(脾臓は冷やします)



じんわり、しっかり温まるのが気持ちよかったようで
気づいたら夫は寝てましたぐぅぐぅ



『びわの葉温灸療法の特徴』

1.だれにでも手軽にできる家庭療法
ツボを温灸するとは言え特別な知識や経験は必要なく、
体の痛む箇所に当てればいいので誰にでもすぐに覚えられます。


2.熱くない・あとがつかない・気持ちが良い療法
極端に熱かったり、痛かったり苦痛を伴うと長続きしませんが、
びわの葉療法は、心地よい温かさで気持ちが良いと感じることは
体の中で生理的によいことがおこっている、よい方向にむかっているということ。

慢性的な症状の時には、毎日続けることが大切なので
気持ちよく続けられるということが、とても重要なポイントです。

3.どんな病気でも安心して行え、副作用のない自然療法
特別な自覚症状がないのに、病気になる下地がすでにできている「半健康」状態を東洋医学では「未病」と言い、ストレスの多い現代社会では、この「未病」状態にある人がいかに多くいることでしょう。
 
びわの葉温灸療法は、血液を浄化して血流をよくする働きがあります。
血液の浄化は、健康の基本ですから原因のはっきりしない症状のときにも全く心配なく行えます。

また、いつでもどこでも手軽に行え、他の療法と併用しても問題がなく
逆に相乗効果でより良い結果が期待できますし、自然療法なので副作用もありません。 

これらが、家庭療法の第一条件です。

但し、瞑眩反応という「体が良くなるときに起こる症状」は、現れることがあります。
これは、副作用ではありません。


4.健康美と若さを保ち、健康維持させる健康法
人間は、老化を避けることはできません。 
しかし、健康であれば、年齢にあった健康を保つととに老化を少しでも遅らすことが可能です。

びわの葉温熱療法は、体全体の細胞を無理なく活性化させ、若返らせる健康法です。

5.対処療法であるとともに、病気を根本から治す全身療法
ある症状に対してびわの葉療法を行っていたら、他の症状も消えたり、治ったりします。
例えば、便秘がちの人に対して行ったら、冷え性が改善、良く眠れるようになったとか
関節炎の方に行ったら、胃腸不調も改善というふうにです。

これは、経穴をかいして経絡の流れを良くし、そのうえ血液循環を良くするからです。
 
血液の浄化を基礎として全身の新陳代謝が盛んになって、快食、快眠、快便が得られ
健康を取り戻す根本とも言うべき自然治癒力が養われるためです。

びわの葉温灸療法は、いろいろな症状を取り除いたり軽くする対処療法であるだけでなく 
全身の状態を整え病気を根本から癒す根治療法、全身療法なのです。



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そして、面白いのが、枇杷の葉が体の中から毒を吸い出すと
葉がこのように茶色くなります。



こうなれば葉を交換して続けます。


全身くまなく温灸したとしても所要時間は1時間ほど。
普段健康な人なら全身でなくても足裏だけでも良いそうなので
これなら無理なく続けられますニコニコ


先生とは、このあとも色々なお話をさせていただきました。
先生のお子さんは、食事とお手当法だけで病院も行かずに慢性疾患を治されたそうで、
お味噌のこと、水のこと、菌のこと。。。
話は尽きませんでした。

この日は息子たちがギブアップしたので切り上げたのですが、
次回お会いするときはまたゆっくりと色んなお話を聞きたいです。


必要なものが必要なときにやってくる、
会いたいと思った人に、素晴らしいタイミングで繋がれる、
この流れとご縁に感謝☆