こんにちは。にゃまげです (*´∇`*)
わたしは学生時代から腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力を貰い、少しずつ変わっていくことができました。
ちょっと大げさかもしれないけれど、辛い時に支えてくれ、今へと繋がる力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そしてこのブログが、以前のわたしのように何かに苦しんでいる方の楽しいひと時の手助けになったら嬉しく思います。
メインは韓国映画。それ以外の映画や岡崎市についても書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優好き。
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
◆映画の感想のアジェ(オジサン)萌え度について◆
かっこよかったり、かわいかったり、ダメダメだったり。登場するアジェがどれくらい萌えるかどうか。
★ きらりと光る萌えどころあり
★★ 要所要所で萌えあり
★★★ 主役なら釘づけ、それ以外なら主役そっちのけで萌えられる。
■STORY■
1500年代末、日本軍が迫る中、朝廷内は権力争いで乱れ腐敗しきっていた。
そんな中、朝廷を正し、国を守ろうと立ち上がった人々がいたが……。
一組の男女の野望と想いに翻弄された、ある男と青年の物語。
アジェ度★
思いきって、
気づいたらすれ違ってしまった悲しい友情
に絞ってくれたら良かったのに……と思ってしまいました。
チャ・スンウォンさんとファン・ジョンミンさんの共演ですからねー!
どうせならお二人のステキな姿を楽しみたいじゃないですか!
腐りきった朝廷を壊し、新しい世界を作ろうとした二人が、リーダーの死をきっかけにその方向性を違え、それぞれの理想を現実のものとするため、
敵兵が迫る中、誰もいなくなった王宮で理想と友情の狭間苦悩しながら剣を取る二人。
言葉は交わさないけれど、戦いの中で互いの想いを伝え合う……。
そうだったら嬉しかったのに。
友情+家族愛+恋愛+愛国心 ちょっと盛りだくさんでお腹いっぱい。
(ネタバレ)
チョン・ヨリプをリーダーとする『大同契』(武装し、また学問研究をする組織:Wikiより)に所属していたイ・モンハク(チャ・スンウォン)とファン・ジョハク(ファン・ジョンミン)はリーダーの死により、袂を分かちます。
モンハクはヨリプの死後、リーダーとして大同契を率いて行くのですが、彼の意志を継いで敵を討つというよりはこれでオレの自由ににできる。という部分がはっきり見えてしまうんですね~。
朝廷が国を守ろうとした自分たちを冷遇し、また敵を増やすようなヨリプのやり方に不満があるのなら、そこを反面教師として行動していけばいいのに、
自分の意見に異を唱えた仲間も容赦なく、即座に切り捨てて、それじゃ保身に走る朝廷の大臣たちと同じじゃない?と思うし、
仲間たちに自分の企みがすべて明らかになった後ですら、今更後には引けないとその姿勢を変えない。
『大義』を唱えながら野心しか頭にないモンハクに、
キレ者のようで実は脳筋!?
と思ってしまったのでした。
また野心のために恋人を捨てるエピソードも、別になくても良かったんじゃないかと思ったんですよね。
主人公ハン・ギョンジュが母と同じ妓生であり、仇であるモンハクの恋人ぺクチに淡い恋心を抱くエピソードのためにいるくらいしか思い至らなくて、
ジョハクと戦った後に涙を浮かべたくらい、
モンハクにとってジョハクは大切で、できれば戦いたくなかっただろうから、
もっとモンハクとジョハクのエピソードに時間を費やして欲しかったな~。
それとも好きに補完していいよってことでしょうか?
常時酔っ払い状態の、陽気なジョハクと弟子の珍道中(と見せかけて実は真面目)は面白かった。
いつも口が動いているのに、その口よりも早く手が出るジョハクとそれにめげずに仕返しをしようとするギョンジュの様子は重苦しい雰囲気を和らげてくれたし、
定番なんだけど、
『いい加減に見えて実はめちゃくちゃ強い』
設定好きwww
そして、
この二人を見ていたら、機動戦士ガンダムのシャアとアムロを思い出してしまったw
(逆襲のシャア)
シャアとアムロは友人でも同志でもないんだけど(あくまでざっくり)、
暴走する人物を、その人物のことをよく知る人物が止めにいく関係性、
腐った世の中ならいっそすべて壊して自分がトップに立つ。そのための犠牲なら仕方がない。
とアクシズ(架空の小惑星基地)を落とすシャアと、
懲りずに戦争を続ける世の中は間違っているけれど、だからといって力で粛清しようとするのも間違っていると、止めようとするアムロ。
何だか似てるな~って。
それから、物語はモンハクとジョハクの戦いで終わらずにモンハクとギョンジュの戦いがラストを飾るのですが、
モンハクは全力で戦ってない気がするんですよね。
いくら大切な人を殺めた敵に対峙してるとはいえ、道中ジョハクが稽古をつけたくらいでモンハクと同レベルの腕前になれるのかと思うんですよ。
人気のなくなった王宮を虚ろな目で見つめるモンハクの心にはもう野心はなく、前にも後ろにも動けなくなってしまった。
向かってくるギョンジュを倒そうとしながら、
捨ててきたものへの後悔と虚しさに挟まれて、最後にはいっそこのまま……。
そんな気持ちがあったんじゃないかと思ったのでした。
で、誰が主役なの?
以上!
■□■□■□■□■□
★ ここが好き ★
◆今回も見せてくれました。
ファン・ジョンミン氏歌謡ショー。出演する作品で3回に1回くらいはその歌声を披露してくれているのではないでしょうか。
出演作を見る時の密かな楽しみ。
◆ジョハク師匠
ジジイと思わせておいて実はシャキッと機敏なオジサン。
弟子に対する横暴な仕打ちと女子好き。
……亀仙人かと思いました。(ドラゴンボール)
◆酷い師匠に耐える弟子、ギョンジュ。
意味もなく殴られているのに、師匠を庇ったりお世話したりといい子だった。
父親は庶子だからと荒れる息子に対して暴力や存在を無視するような言動はせず、法事という理由があったのにしても牢から出してあげて、関係を断とうとする雰囲気は見せないのに、そこまでするなら、あと一歩踏み込んで支えてあげればいいのに。
家長だけど、奥さん(の実家)に頭が上がらなくてそれ以上の手助けはできないのかな。
表だってできなくても、大切に思っているってことを言葉で伝えたらギョンジュも、ギョンジュもいつまでも荒れてないと思うんだけど。
★ ここが気になる ★
◆モンハク、キレすぎ。
気に入らないからって味方も速攻切っちゃうのはどうなの?
優秀な部下なんて簡単に見つからないと思うんだけど……。
◆可哀そうなギョンジュ
ギョンジュはひょっとしたらぺクチはモンハクに会ったら、それまでのモンハクへの想いを断ち切ってくれるんじゃないかと思って、彼女を連れて行ったけど、彼女は何があっても、モンハクのことが好きだった……。
可哀そうなギョンジュ。きっと師匠にはわかっていたから止めたんだよー。
そして、師匠の言うとおりにして一緒に行動していれば、ジョハクとあんなふうに再会せずに済んだのに……。
敵を討つことはできたけど、前には新たな敵。後ろでは惚れた相手が恋人と愛をを確かめ合って。
ギョンジュ可哀そう~!救いがない。
◆そしてエンディング
エンディングを見ると、なんだかジョハクも報われない。
4人同じ空間にいるようなのに、モンハクとぺクチは完全に二人の世界。
モンハクにとって、
野望>ぺクチ>ジョハク
なの?
野望>ジョハク>ぺクチ かと思ってたけど違った……。
モンハクがぺクチを好きな熱量とぺクチがモンハクを好きな熱量を比べると、
彼女がモンハクを好きな気持ちのほうが圧倒的に多そうなんだけど、ああ見えてモンハクも彼女のことを同じように好きだったのかな。
師匠と弟子が幸せそうなのが救い(涙)
今日もお読みくださってありがとうございました。(*´∇`*)
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