ハンサム女の恋愛名言集～叶恭子編～

誰もが一度は羨むセレブな暮らし。日本を代表するセレブといえば、叶姉妹ですが、その美貌もさることながら、どうやったらそんな優雅な暮らしができるのっ！？と不思議に思うくらいのセレブぶりで有名ですね。

姉の恭子さんと妹の美香さんを比べると、美香さんのほうがどちらかといえばバラエティにも積極的に出てきて、恭子さんはあまりメディアなど興味がないようなイメージがあります。謎の部分が多い恭子さんですが、彼女は「自分のやりたいことをやる」という確固たる意志を持って生きる超ハンサムウーマンなのです！今日は、そんな叶恭子さんの名言から恋愛観を磨いていきたいと思います！！

“「愛されたい」ために相手の男性の好みに合わせ、その結果として自分自身をゆがめてしまう恋愛においては、女性は決して綺麗になることはできません。”

“たとえ100万人の人が、どんなに楽しそうにしていたとしても、そこに真から楽しめるものがなければ、「この世にたった一人のあなた」は無理に笑うことはありません。”

“まずは「ブス」という言葉を、あなたの辞書から追放しましょう。”

“わたくしも常に、自信とコンプレックスのはざまにいます。けれども、それは他人と自分とを、比較することで生じるものではなく、自分の中の理想との関係によるもの、でしかありません。”

“わたくしの人生にとって何より大切なことは、ほかの誰でもない、わたくし自身がハッピーであると感じられることです。恋愛においては特に、もっともそのことが問われます。”

よく恋愛は自分を成長させてくれると言いますが、それはきっと「自分のコンプレックスと向き合っていく」ということを学ぶからだと思います。

コンプレックスのない人はきっといないでしょう。だから誰もかれも、自分の理想の相手には自分にはないものを求めるのだと思います。ですが、その「理想」という言葉が既に、自分に自信がないと思う檻を作るのです。

みなさんは、毎日鏡に「世界に一番美しい人は誰？」と聞く女王様のお話をご存知かと思います。

それまで毎日のように「世界で一番美しい人は女王様です」と答えていた鏡がある日突然、「世界で一番美しいのはあなたの娘です」と言い放ち、その言葉に我を失い娘の命を奪おうとする哀れな女の話でもある有名な御伽話。

本当に鏡が言葉を発するはずがありません。彼女は「若く美しくありたい」＝「年老いて醜くなっていく自分」にコンプレックスを感じ、毎日鏡の前で自分の姿を眺めていたのです。自分の部屋に閉じこもり、鏡を見つめている間は、自分に都合の良い答えだけ妄想することができますが、外に出ればそうはいきません。若く美しく成長していく自分の娘に、自分のコンプレックスを刺激され、嫉妬に狂う魔女へ変貌してしまったのでしょう。

この話、叶恭子さんの名言の重みをよく伝えてくれる重要ポイントがいっぱいです。

「年を重ねる＝誰かに劣る」という言葉を自分の辞書から追放し、

「自分より若い娘のほうが美しく、皆から愛される＝だから私もいつまでも若く美しくありたい」という理想を自分に押し付けることをやめ、

「誰からも美しいと思われる自分であるために娘の命を狙う」ということが、どんなに自分自身を歪めてしまう心の檻であるのか。

もし、女王が「人から愛されること＝美しくあること」という自分の固定観念に囚われず、欠点が美しさをつくる！という叶恭子さんの言葉に出会えていたら、きっと娘の命を狙うような悲しい話にはならなかったかもしれません。