昨日は台風11号が上陸するというので、早めにおでかけにしようと
午前中に「皇帝ペンギン 」を見に行きました。
はっきり言って、この作品お子様が小学生なら
絶対!絶対!見せた方がいい作品です。
ストーリーは
「南極大陸のマイナス40度の世界でその年、夫婦になった
ペンギンたちが卵を産み、順番にあたため、育て、そして
別れる」という彼らの生まれながらにしての種の保存の物語。
そのストーリーは作られたものではなく、真実のドキュメントの物語です。
母は卵を産み、体重が5分の1になる。まさに身を削る。
そして、生まれてくる子どものためにエサを求めて
4ヶ月の旅に出る。
その間オスはひたすら寒さの中、卵を温め続ける・・・。
そこには夫と妻、親と子の愛と信頼の絆が本能として見ることができます。
初回以外は字幕スーパーであったので、息子の質問に答えながら
映画を見たのですが、この質問には困りました。
「なぜ、お父さんとお母さんは子供をおいて言っちゃうの?」
そうなんです。
南極の冬の終わりには、親たちは海に行ったっきり戻らなくなります。
そして、ヒナも巣立ちを迎えるのです。
その行動を見て、息子は「なぜ?」「どうして?」の質問攻め。
皇帝ペンギンの生態をいくら説明しても・・・
「なんでお母さんとお父さんは子供をおいていっちゃうの?」
ペンギンをを人にダブらせて見ている息子は、
置いていかれたペンギンの姿を
自分に置き換えたのかもしれません。
私はすかさず、
「お母さんとお父さんは○○(息子の名前)を置いては
いかないから大丈夫よ・・・」と言いました。
でも、しばらく納得のいかない顔をしていました。
納得のいかないこと、疑問に思うこと、
これからいっぱい出てくることでしょう。
その一つ一つを自分で解決していくことが
「成長していくこと」なんでしょうね。(笑)
今日もつたない内容をご覧頂きありがとうございました!