なかなか更新できずすみませんでした
いや、ただブログ書ける心の余裕がなかったのかな
４月にデビューを果たしてからその後はなかなかチャンスをもらえず全く試合に絡めない時期が続きました。 言葉が話せないために自分の意見が言うことが出来ず、個性の強い集団の中無難にプレーしようと消極的なプレーを続けていたら自分がどれくらい出来るのかも分からなくなってどんどん自信を失っていく自分がいました。 分かってるんだけど。。。なかなかうまくいかなくて外人枠で来てる自分が全く試合に絡んでないことに焦りと恥ずかしさを感じていました。 外歩いててもたまに気づかれて視線が痛いので外歩くのも控えていたくらいです。 それでも練習はやらないといけない。 毎日希望の光を探しながら練習をしていました。
そして、およそ１ヵ月半ぶりにベンチに入れてもらうことが出来てチャンスを与えられました。 この与えられたチャンスは絶対掴むぞと思い虎視眈々と出場のチャンスをうかがっていました。 そして、後半途中からの出場！いいプレーをして自分の存在感を示すしかありませんでした。 会社の人やサポーター、周りで支えてくれてる全ての人のためにも。
出場からのまさかのワンプレーで肩を脱臼。。。このままじゃ終われない。自分で強引に入れて治しました。 しかし、、、出場からわずか５分。交代の掲示板は俺の背番号を示していました。
情けない。悔しい。 そのままドレッシングルームに戻り、試合中に家に帰りました。 次の日も無断で練習を休みました。 もうここには自分には居場所がないと。海外でサッカーする力量なんてないって思いました。 ビザがもうすぐ切れそうだったので帰る準備をしていました。
その後、サポーターやチームはそれでも俺に期待してると耳にしました。 馬鹿げてる。
ここでのことをあきらめた上で友人と電話をしました。 友人は俺のことを理解してくました。ただ一言。「斎藤陽介のことを全て知ってるわけではないけど、俺の知ってる斎藤陽介は逆境に何度も打ち克ってきた。」
この一言で、、、なんと表現すればいいか分かりませんが一度折れた心が復活したというかなんというか。。。
試合から２日後、練習に顔を出したらチームメイトはみんな心配してくれてたし、チームも残り２試合のためにビザを更新してくれました。
俺に残された道は「やるしかない」でした。
次の試合はベンチに入りながらも出場機会はありませんでした。
そして、最終節。 このチームに来て初めてのスタメンでの出場となりました。 もう失うものはなにもない。 今までの様々な感情が交じり合っていましたが、自分のベストを尽くしてダメだったらしょうがない。 ただ、悔いの残らないようなプレーをしようと自信と勇気を持って臨みました。
最終節 vs Spartak Nalchik 相手はリーグ３位の強豪です。
試合はうちのペースで進んでいました。 右サイドハーフでの出場で何度かクロスを上げたり、シュートまで持ち込んで行けてたので出来るなという感覚はありました。
そして前半終了間際。 味方からのボールを相手ディフェンスの裏でもらって一人かわして右足でゴールネットに突き刺しました！ 移籍後初ゴール！！ この時はさすがに喜びが爆発しました
その後もう１点取れるチャンスがありましたがものに出来ず、７６分で交代しました。 あとはこのままチームの勝利を願うのみ。。。
試合は俺の１点を守り切って１－０で勝利することが出来ました
この
１試合で全ての苦労が報われました。 いや、それ以上の「なにか」手に入れること出来ました。
全ての人にありがとう。
来シーズンもっとたくさん点決めれるように、勝利に貢献できるように頑張ります。
これからも応援お願いします。
